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【読書感想】本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む

・本日もおやすみ頂いております。リフレッシュしちゃう。ありがとうございます。

・自炊もおやすみして、肉を焼くだけの簡単調理だったから、何書こうかな〜と思ってnoteを開くと...

・こう仰っていたので、書きます!


ゆめかわみくのしんさん、おもしろい

本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む

元々好きだったオモコロの記事の書籍化。
忙しくて積ん読になるかと思いきや、あっっっっっという間に読み切ってしまいました。


『走れメロス』の回はWeb記事でも読んで、爆笑しながらもどんどん引き込まれて、最終的にみくのしんさんと一緒に泣いてたんだけど、
やっぱり紙媒体となると、その破壊力はより一層凄まじかった!!!!!
今回も一緒に泣き、声を出して笑いました。


ちょっと本の大筋とは外れるんだけど、私とみくのしんさんとの出会いは4年くらい前、
当時付き合ってた彼の影響でオモコロと出会い、
元々好きだったARuFaさんの影響でYouTubeで匿名ラジオを聞き、
そこにゲストで出ていたみくのしんさんと出会った。

その時は正直「うわ!!苦手!!!」と思った。
図々しいし、なんか品がないし、面白くない芸人っぽいし…なんか、生理的に無理だった。ほんとすみません。
(後々、あのラジオの構成自体がすべってて、出演者全員が笑い話にしてるから致し方ない感想なんだけど)

それから、かまみくというWebラジオを聞くようになって、
かまどさんというこれまた一癖ある人間と出会い、そこでのみくのしんさんの立ち振る舞いが最高に面白かったんだけど、
やっぱりちょっと苦手意識があった。

それは突き詰めて考えると、『ものすごく自分に似ているから』だった。


人の目を気にして、気遣いが空回ってて、でも本当の自分は隠しきれないくらい正直で、
いつでも周りの人がフォローしてくれて、それに感謝しつつもやっぱりパフォーマンスとしてオーバーな態度を取っていたりして。


私が嫌だな、って思っている部分をみくのしんさんは周りにさらけ出していて、(パフォーマンスだったとしても)本当に辛かった。


それでも、どうしたもんかみくのしんさんの周りの人はみんなみくのしんさんが大好きで。
軍団作られるほどに愛されてて、それが羨ましかった。


私だって、みんなから愛されたいって思ってた。


文章読めないのにWebライターやっててすごく悔しかったし、好きなことやって生活出来てていいなって思ってた。



それが、4年前。
時を経て、私もオモコロにどっぷりハマり、
みくのしんさん初め、オモコロの人達の奇人変人っぷりに慣れてきた今、
私も色々あって、おかげさまで少しずつ『私』というものを受け入れ始められている。

だからこそ、今回のこの本は読む前から楽しみ半分、不安半分だった。


でも、そんなことなかった。すっごい楽しかった!
本当に太陽みたいな人が本読んでて、人間らしさ全開で、
そんな人だからこそ、作者や主人公をどんどん身近に感じて一緒に泣いたり怒ったりしてるのを見ていて
作中のかまどさんと一緒に「そんな読書が出来て羨ましいよ」と心から思った。


こんな人と一緒にいたら、人生がとっても豊かになるだろうなって思った。


それと同時に、自分にもその素養があるのでは?と思えた。


『本棚』を読んでる途中にみくのしんさんが言ってた『1がある!』という感覚。
すっごいよく分かった。


今まで蓋をしていた感受性の強さ、いちいち感動して一喜一憂する自分らしさを受け入れれば、
きっと世界が変わっていくんだろうなと思えた。


みくのしんさんは自分の読書体験が他人に与える影響を恐れていたけど、
少なくとも私はすごく前向きなパワーを受け取りました。

そしてそれを思う人は、きっと沢山いると思う。


なんか、単純な読書とはまた違った体験だったけど、
読んだ後、変な自己啓発本よりも清々しい気持ちで過ごせています。


きっと沢山の方も言っていると思うけど、
ありがとう。みくのしんさん。



また元気の無い時に読みます!Web記事も!!!


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