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【ご遺族様からのありがとう】 心のエンジンをかけてくれる言葉

葬祭ディレクター、葬儀・終活に関わる業界のスタッフが最大のモチベーションとなるのはやはり「ご遺族や相談者からありがとう」という言葉を頂いたときです。

ご遺族からのお言葉は、仕事に関する自信が出る時です。

「ありがとう」という言葉は、モチベーションの原動力となり、「エンジンが掛かる」ことを感じられます。

お金を頂けてありがとうと言われる仕事は、実はそこまで多くはないのかもしれません。

私はありがとうと言われる仕事は、「お医者さん」か「葬儀社」くらいなのではないかと思っています。

普通はサービスや商品を「買って頂いたお客様に対して」ありがとうと、スタッフ側から伝えると思いますが、この葬儀の仕事はどちらかと言えば「逆」です。

実際に従事をして感じましたが、本当にお客様から多くのありがとうという言葉を頂ける仕事です😌

僕も葬儀担当者をメインでさせて頂いていた時代、本当に多くのありがとうという言葉を頂くことが出来ました。

葬儀担当者・葬祭ディレクターは、故人を無事に送り出し、ご遺族からこの「ありがとう」という言葉を頂くために仕事をしています。

葬儀の仕事は「尊い仕事」である

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一昔前、葬儀社で働いているということを公に出来ない時代があったそうです。

世間からの偏見の目が強く、「家族にも自分自身が何の仕事をしているのか」を伝えていない方も多く聞きました。

今から30年以上前の話ですが、本当にこのような時代がありました。

職業差別のような形で、当時自分の好きだった人と結婚することも、家族の反対で出来なかった人もいたそうです。

人生の最後をお手伝いする大切な仕事が、そのようなイメージを持たれていたとは…僕は時代に救われたと思います。

今は葬祭業に関する偏見はほとんど無くなり、若い社員も多く葬儀業界に入るようになりました。

大手葬儀社では「新卒で採用をするところもあるほど」の業界になりました。

誰もが自分の仕事に誇りを持っていると思いますが、「人生の最後を締めくくるお手伝いを行う葬儀の仕事」は特に誇りを持っていい仕事であると思います。

葬儀業界の「悪しき時代」を払拭する

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葬儀業界は、特に中小零細企業かつ家族経営が多い業界です。

地場産業であり、正直なところ特段注目をされるような業界ではありませんでした。

人の死に関する仕事であり、家族のそのような時の事を考えたくもないというのが本音であると思います。

だからこそ、日本が世界一の高齢社会になるまでは注目をされてきませんでした。

しかし、今まで注目をされてこなかった故に、色々なしがらみがある業界であり、現在でも色々な考えや課題が多くあります。

「葬儀費用が高すぎた時代」
「葬儀社によっては見積もりが不透明」
「サービス業としては対応に問題がある」
「葬儀費用以上に宗教者の御礼も不透明」
「心づけなどの問題」

多くの課題を抱えた業界でした。これらの問題はすべての葬儀社で改善されたわけではありません。

全国すべての葬儀社は、悪しき時代と呼ばれていたイメージの払拭をしなければなりなせん。

葬儀サービスはどこも同じではない

そして葬儀社は民間企業であるため、すべて同じ運営方法では行っているわけではありません。

冠婚葬祭互助会
専門葬儀社
葬儀紹介窓口
地方に多いJA運営の葬儀社など…

数多くの運営方法の葬儀社があります。

ご遺族は葬儀社は「どこも同じわけではない」ことを理解し、自分自身の家族にあったサービスを行う葬儀社を選ばなければなりません。

葬儀社は「選ばれる企業」であることを自覚し、より健全な運営を行わなければなりません。

葬儀は必ず必要とされる「インフラのサービス業」です。

だからこそ、地域貢献を最優先に「その地域に選ばれる葬儀社」を作り上げる必要があります。

大手の葬儀社だから「安心」ではなく、自分自身で調べて選び取る選択を行うことが必要です。

葬儀に限らずこれからの世の中は大事なのではないでしょうか。

多くの「ありがとう」という言葉を頂くことが、選ばれる葬儀社になることと、葬儀担当者のモチベーションがあがり「エンジンが掛かる」原動力となります😌

この「葬儀に関わる仕事」は本当に誇りが持てる仕事であると、僕は思います😌




こちらは主に寺院、介護施設、行政への寄付等、またコミュニティ運営費として活用させて頂きます😌