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【おふとんな日々vol.94】理想の本棚を探せ!
こんばんは。
毎週水曜日更新の旬香さんとfumiの交換日記note「おふとんな日々」です。11月18日(水)はfumiが担当します。どうぞ最後までお付き合いください!
突然ですが、みなさんは柿酢をご存知ですか?
皮付きの柿を潰して瓶に入れておくと発酵して、なんと酢ができるんです!
今年、柿嫌いを克服したので初めて仕込んでみました。
毎日、瓶を開けて、「今日はどうなっているかな?」と観察するのが最近の楽しみ。蓋を開けるたびにぶくぶくと音がして、どんどん変わりゆく柿たちはペットのよう……
柿の甘い香りがだんだん酸っぱい香りになってきて、着々と完成に近づいているようです。
こんなに簡単に酢ができちゃうんだ!昔の人の知恵には驚くばかり。
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理想の本棚は「りんご箱」
さて、前回からのテーマは「理想の本棚を探せ!」。
私は紆余曲折ありましたが、今は「りんご箱」を使った本棚に落ち着いています。あまり整っていませんが、ありのままを全貌初公開!
![](https://assets.st-note.com/img/1731935083-KulCYqeGApEk67wZ2U5NMDci.jpg?width=1200)
りんご箱を2段に積み、さらに横に3つに並べているので、りんご箱は合計6つ。りんご箱の上に文庫やカメラ、テレビなどを載せています。
無印良品のトタンボックスの中には、アイロンスチーマーやノートのストックが。とにかく一気に見渡せるレイアウトです。
こう見ると、旬香さんの本棚との差が激しい!
本のラインナップも、ライフスタイル関係、言葉に関する本が多いです。
本棚を見せるのが頭を覗かれるようで恥ずかしかった私ですが、noteでの紹介や一箱本屋の経験から前より抵抗がなくなりました。
ところでどうしてりんご箱になったのか?
それは、りんご箱を増やして本棚を拡張していけるから。私にとって、本は生きていけば勝手に増えていくものなので、拡張できることは必須条件でした。
以前、大きなキャビネットを置いていたこともあるんですが、奥行きがあってスペースを取っていたので、部屋に圧迫感がでてしまったのです。
あと、致命的だったのは自分1人で動かせないこと!
大きな本棚を持ってそう、とよく友人たちから言われますが、大きな本棚は動かすのも処分するのも大変。その点、りんご箱は軽くてレイアウトも自在で、捨てるのも分解すればOK。
りんご箱は「拡張できる・持ち運べる・処分しやすい・他の目的に流用しやすい」と私にとってはいいことづくめなのです。
そして安い…(ボソッ)。私はメルカリで1500円送料込み2箱セットをお譲りいただきました。無料でくださる八百屋さんもたまにありますよ!
高い物でもなく無塗装なので、ラフにガシガシ使えるところもお気に入りです。
本棚の並べ方
本の並べ方には全然こだわりがありません。
ときどき読みたい本を手前に動かす、サイズをなんとなく揃えている程度。
本も好きですが、漫画も大好きでりんご箱2.5箱は漫画ゾーンになっています。入りきらず、後ろ側は積み重ねている現状……。
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目に入らないものは存在ごと忘れてしまうのが私の残念なところ。だから、目につくことが1番重要!!
一気に見通せるレイアウトのおかげで、本棚の中身はだいたい把握していて、本を間違って2冊買うようなことはほぼないです。
りんご箱の唯一の欠点はサイズでして、A4サイズ以上は入らないので、横に倒して入れたり、別の場所にしまったりしています。
読み返したい本、読んでいる途中の本は横積みに。
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ちなみに今読んでいるのは、「生きのびるための事務」、「あいにくあんたのためじゃない」、「天然コケッコー」。
「あいにくあんたのためじゃない」は旬香さんからおすすめいただいた本!なのですが、リアルで痛いところ突かれた感じがして、心をキリキリさせながらゆっくり読み進めています。
不思議なエリア
![](https://assets.st-note.com/img/1731935675-obw64O3CPqhn8KFtalYcVZmd.jpg?width=1200)
文庫とアロマオイル、郷土玩具が共存した謎のお気に入りエリア……。
本当はガラス戸のキャビネットにお気に入りグッズゾーンを作りたいんですけど、スペースがないのでやむなくこんな感じに。これはこれで素朴で気に入っています。
右側にちくま文庫が集まっています。他の文庫はバラバラなんですが、ちくま文庫はまとめておきたい佇まい。仕事で使っている「おはなしのろうそく」(青い表紙)も立てかけています。
![](https://assets.st-note.com/img/1731935681-1SNyfEvV8bcRKXG3e5UW9ikB.jpg?width=1200)
本棚に余っていたクランプを固定して、バッグを引っ掛けるスペースに。適当にやってみたんですが何気に便利で、何もかけてない時も無骨な感じが好みです。
本棚に置きたい本
そしてそして、旬香さん!
実は、私も「私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE(安達茉莉子)」、持っています!
私もお守り本として、この本は棚にキープしています。
もともと、ものを選ぶのは慎重な方。「悩み抜いて選んだものだから、少々使い心地が悪くても私の方が物に合わせて慣れていけばいいか」なんて思いがちでした。
たしかに慣れていけば使い心地が悪いことはだんだん忘れていくのですが、それを繰り返していると、自分の「本当の好き」がわからなくなってくるんですよね。いつも妥協しているというか。
自分が心地よくない場所に身を置くということは、自分をいじめていないか?自分を大切にしていないよね?自分すら大切にできないのに、他人を大切にできるだろうか?
そう考えるようになって、この本はお守り本として本棚に置いています。頻繁に読み返すわけではないけれど、人生の指針になりそうな本や理想の生活を描いた本はなるべく手元に置いて、いつでも見返せるようにしています。
余談ですが、2024年に本棚にお迎えした本の中で、特に手元に置いておきたいと思ったのは「ヘルシンキ 生活の練習(朴沙羅)」「結婚とわたし(山内マリコ)」。
私は不満があったとき、言葉にまとまらなくて、めんどくさくなってポーイと放り投げてしまうところがあるんです。
長期的に関係を築いていくなら、言葉や行動で伝えることをサボってはいけない。苦手でも、うまく伝わらなくても、努力はしていかなくては。というか、努力して経験積みたい!!そう思えた2冊でした。
「結婚とわたし」は、読後、たくさんけんかしてたくさん仲直りできる、そんな関係をパートナーと築きたくなりました。パートナーいないけど!
来年は十二国記を全巻揃えたいと思っています。ファンタジーなんだけど、現実の自分達にも喝を入れてくれるんですよね。最近は喝本の気分……。
「手元に置いて読み返したい本」との出会いは、fumiさんにもらったものでもあります。
旬香さんのことば
最後に、前回の旬香さんのことばから。こう言っていただけて嬉しい。私も旬香さんにおすすめされて「手元に置いて読み返したい本」がたくさん増えました。これから読む本も多々。
りんご箱を3段に積んでしまうとテレビが置けなくなってしまうので、これ以上増やしたくないけど、きっと本は増えてしまうんだろうなあ。
旬香さんの本棚ができあがるのが楽しみです。DIYとは予想外でした。DIYも拡張できますし、なんと言っても、部屋の大きさや本の量に合わせてサイズを変えられるのが良いですよね。どんな感じになるんだろう?
完成したら、ぜひこちらでもご紹介して欲しいです!
では、次回は旬香さんののぞき見ライフスタイルです。お楽しみに!
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