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【メンタル帳】あなたのレジリエンスの高め方

レジリエンスは、困難やストレスに対して柔軟に対応する力で、日常生活や仕事でも重要です。
むむむ。横文字が苦手だぞという人がいらっしゃったら、マンガをお勧めします。メンタルヘルスの対処法は、目に見えないことが多いので、難しい本を読むよりも、具体的なエピソードに共感しながらイメージ力をはぐくむことが大事です。

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〇レジリエンスは魔法ではない

レジリエンスを育てるのは大事です。一方でフラットにその方法を確認する必要があります。世の中にはいろんな横文字がありますが、よく知ることが大事です。

なんか英語で技法が言われていると、いかにも効果があるように感じますが、個人的は現実は地味なのでコツコツと自分のメンタルを整える習慣を身に着けていくことが大事です。

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そんな都合のよい魔法はありません。
1つで問題が解決できるほど、世の中は単純ではないです。ただ、食べ過ぎたら太る、睡眠不足は身体にわるい、アルコールの飲みすぎは肝臓に悪いうえに、依存症のリスクがあるといったものはありますが、複数の条件が重なって出来るものです。

子どもに対してレジリエンスは非常に重要です。

レジリエンスは、家庭や社会のあらゆるストレスから子供を一生守ってくれるような、確固とした心の防御壁ではありません。レジリエンスの高い子どもは無敵ではないのです。レジリエンスとは、ストレスを和らげ、子どもの成長を阻害する可能性のあるものを軽減したり予防したりする能力の事です。この能力は生まれながらにあるものではなく、子どもの特性と環境の相互作用の中で育っていきます。だから、社会的な関係は、レジリエンスの発達にとって大切です。

親の精神疾患とともに生きる子どものレジリエンスを高めるために

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特に環境も重要ですね。そして、相互作用によって育っていきます。


〇本人の資質×家庭での因子×社会の因子 

特に思春期や、進学や就職など移行期には脆弱性が高まりやすいといえます。いくら耐性があっても、震災を経験すればPTSDになることだってあるし、万能とは言えません。

私だって、体調が悪ければ、日ごろはくよくよしないところをクヨクヨしたくなる時もあります。いつも、万全というわけではなく、それぞれの波があるといえます。

万能ではないことを認識した上で、レジリエンスを育てることは生きやすさにつながると思います。

人間は常に全部がばっちりじゃないことも多いので、3つのバランスを調整しています。

〇レジリエンス(回復力)を高めるための方法

次にレジリエンスを高める方法をいくつか共有します。基本的にお金がかからないところがいいですよね。しかも習慣でもあるので、毎日やれば効果が持続できると思います。

1. セルフケアを重視する

  • 十分な睡眠:睡眠不足はストレスへの耐性を低下させます。睡眠負債のダメなところは寝だめみたいな事が出来ないところです。毎日コツコツと毎晩7〜8時間の睡眠を確保しましょう。

  • バランスの取れた食事:栄養のある食事は、身体と心の健康をサポートします。トリプトファン

  • 適度な運動:軽い運動でもストレスを和らげ、気分をリフレッシュさせる効果があります。

2. 柔軟な思考を養う

  • 感謝の習慣:日常生活で感謝できることに意識を向けると、気持ちがポジティブになりやすくなります。感謝の日記を書くのも良い方法です。3行日記とかすると

  • リフレーミング:ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事から枠組みを外し、異なる枠組みを適用させて物事をとらえる方法です。状況・経験・出来事・考え方・感情など、特定の捉え方を変えて柔軟性を持たせます。

3. サポートネットワークを構築する

  • 周囲の人とのつながり:家族や友人、同僚と良好な関係を築き、サポートし合える環境を作りましょう。

  • 専門的なサポート:必要に応じて、カウンセラーやメンタルヘルスの専門家の助けを借りるのも効果的です。

4. 目標設定と自己成長

  • 小さな目標を設定:大きな課題に取り組む際には、小さく達成可能な目標に分け、少しずつ進めることが大切です。

  • 自己成長に焦点を当てる:困難な状況から学び、成長することを意識すると、経験を前向きに活かせるようになります。

5. ストレス管理法を学ぶ

  • リラクゼーション法:深呼吸、瞑想、ヨガなどのリラクゼーション法は、心身をリラックスさせ、ストレスを和らげるのに役立ちます。

  • マインドフルネス:今この瞬間に意識を向けることで、不安や悩みを軽減しやすくなります。

レジリエンスを高めるには、日々の習慣や考え方を少しずつ変えていくことが大切です。これらの方法を実践することで、逆境に強く、柔軟に対応できる力が養っていきましょう。


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