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【ニュース一考】有村架純さんの台本流出から考える、廃棄物処理業界が今できること

機密書類の流出を防ぐには

竹下産業代表の竹下敏史です。
今回は気になるニュースについて、当社の視点からお話ししたいと思います。

先週、女優・有村架純さんの台本が流出したというニュースが話題になりました。


このような機密書類や商品、衣装の管理は非常にデリケートな問題です。タケシタでもこうした業界の廃棄処分をお手伝いしておりますが、人が関わる以上、完全な管理には課題がつきものです

そのため当社では、お客様からお預かりした機密書類や商品が流出しないよう、以下のような対策を講じています。

・GPSを搭載した車両での輸送
・監視カメラを設置した自社工場での処理
・廃棄対象品の処理前後のビフォー・アフター画像等を添付した証明書の発行
・産業廃棄物に関しては、法令で定めるマニフェスト伝票(産業廃棄物管理票)を発行(支援)

設備の充実に加えてリスクを軽減するために

ただし、どれだけ設備を整え、証明書やマニフェスト伝票を発行しても、抜き取りや改ざんのリスクを完全に防ぐことは難しいのが実情です。

そのため当社では、以下の取り組みも行っています。

・工場の所在地非公開
・機密書類に専用バーコードを貼付し、回収時や処分時に専門のスタッフがスキャンして時刻等を管理
・お客様の希望に応じた、工場監視カメラの遠隔閲覧対応

さらに、従業員には身元保証人を付けた上で雇用し、退職後も情報漏洩を防ぐ誓約書を求めるなど、労働者の管理も徹底しています。

最大のリスク軽減策は、最後まで見届けること

しかし、これらをもってしても、リスクを完全にゼロにすることは難しいのが現実です。

そこで最近では、ご担当者様が廃棄物を積んだ車両に同乗し、当社工場まで同行され、お預かりした対象品の原型がなくなるまで見届けるケースも増えています。

確かに、その分ご負担は増えるかもしれませんが、自社ブランドを守るという観点では、決して大きな負担ではないと判断されているのだと考えられます。

このように、当社では、企業・団体様からお預かりする機密書類、OA機器、その他商品や衣装など、お客様が望まない市場への流出を回避すべく、車両への同乗や処理完了までの立会い処理にも対応しております。

年度末はご依頼が集中する時期です。ご検討される場合は、ぜひ早めにお問い合わせください。

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