花菖蒲まつりでホタル鑑賞
娘からもらった風邪から少し復活し、しらさぎ森林公園の花菖蒲まつりに行ってきました。
前日までものすごい倦怠感と溜まった疲れのなか、娘を予防接種に連れて行きよぼよぼだったのですが、やっっと回復の兆しがあり安堵したところです。
さて!そんなこんなで見頃を迎えた花菖蒲とホタルを見に、三条市の帯織駅近くのしらさぎ森林公園へ。
着いたのは19時過ぎ。この日はうっすら曇ってましたがまだ明るい。
花菖蒲も見たい方にはこの時間おすすめです。
おじさまたちがあちこち三脚を立ててカメラをスタンバってました。
人はまだちらほら、平日なのでそんなに多くはなかったです。
8,400m²の花菖蒲園に100 種2万本の花菖蒲が綺麗に植えられています。
例年6月中旬から下旬にかけて見頃だそうで、この時もう満開でした。
花菖蒲ってこんなに背が高いんだと初めて知りました。
お花屋さんで見かける切り花とはまた違った印象。
ワタシここで生きてます!っていう凛とした姿に見える。
よく見るとそれぞれ足下に札が置かれています。
花菖蒲はなんと5000種類も存在するそうで、ひとつひとつ、古風な和名がつけられてるんですよね。
その名前を読んでいくだけでもおもしろかったです。
『紫苑』(しえん) …紫色がすてき
『夏姿』(なつすがた) …季節を感じます〜
『初笑(はつわらい)』 …お正月?
『月桂冠(げっけいかん)』 …お酒しか思い浮かばない
『男心』 …しらんがな。
ちょろちょろとあちこちに水が流れていて、風が木を揺らす音と蛙の声が心地良い夕暮れ時。
涼しくて丁度いい気温。
暗くなるのを静かに待つ、という時間がとても贅沢で。
この感じ、よく行ってた沖縄の離島を思い出した。
忘れてたなぁこういう感覚。。
辺りが暗くなっていくのにつれて人も増えてきました。
暗くなってきたなと思ったら、1匹、2匹、ちらほらホタルが現れた。
完全に暗くなったのが20時手前くらだったかな。
その時にはあちこちでホタルが飛んでいました。
花菖蒲園の手前から全体を見ると、天然のイルミネーションのようなとても幻想的な眺めです。
ホタルの成虫の寿命は2週間で、そのあいだに産卵するそう。
日本には50種類くらいのホタルがいるそうですが(これも驚き)、その中で光るホタルは10種類ほど。
またその中でも有名なのがヘイケボタル、ゲンジボタル、ヒメボタル。
ここではヘイケボタルとゲンジボタルが生息しているそうですよ。
こんなにたくさんのホタルが舞ってるのを見たのは初めてでした。
少々ぐずりながらも付き合ってくれた娘よ、ありがとう。
土日の昼間にはキッチンカーが出たり、ガイドさんと一緒に自然観察ハイキングできるイベントもあるそうです。
花菖蒲まつり期間中は臨時駐車場があり、土日は交通規制がかかるので注意してくださいね。
花菖蒲とホタル、両方楽しむなら19時頃からがおすすめです。
2週間という短く貴重な一生に立ち合わせていただくのだから、くれぐれもホタルの邪魔をしないようにマナーを守ってお邪魔しに行きましょう。
詳しい情報は、下記のページから。
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