茶道「灰作り研究会」へ
三連休中に行われた、茶道の「風炉」で使用するための「灰作り研究会」へ。
実はちょうど一年前にも、同じ会に参加して、「風炉用灰作り」を行ったのだけれど。
・風炉で実際に使用するためには、今回作った灰の2倍程度が必要
・来年もう一回参加するのもOK
とのことだったので、
「(いろいろな意味で)一人で作業をできる気がしない…」ということもあり、今年も研究会に参加することに。
研究会の復習と、今後自分で行っていくべきことの整理をしておきたく。
▢参加の動機(2021年)
我が家には本格的にお稽古をできるようなスペースはまだないけれど、畳のスペースは少し、ある。
「炉を切るのは先になるとしても、風炉を置くことはできる…!」と思い立ち。
風炉を置くにしても、灰がないことには始まらない。
灰について、学べることを学んでから、取り掛かりたい。
などと考えていたところに、「灰作り研究会」なるものがあることを目にして、茶道の先生も参加されたとうかがい、参加してみることに。
▢研究会当日の流れ
<午前>
・講義
・風炉灰(として売っているもの)を水と撹拌し、中目篩いを通す
・昼食
<午後>
・午前中に中目篩いにかけた灰を、さらに水と攪拌し、細目篩いを通す
・講義(+呈茶)
・灰と上水が分離するので、上澄みを捨てる ※数日そのままにしておく
・質疑応答
・終了
▢振り返り
・去年も今年も、研究会の大きな流れは同じ。去年の初回は正直、講師の方が言っていることを理解しようとするので精いっぱい。(終了後に、「分かりましたか?」と尋ねられて、「分かっているかどうかが分かりません」と答えたことを覚えている…(笑) 解消されていない「モヤモヤ」がまだまだあるけれど、どこから聞いていけばよいのかもすぐには整理できていない状態だったかと…)
その点、今年は2回目なので、情報の入ってきかたがずいぶん違った。ポイントとしては、炉の灰と、風炉の灰を分けて考えること/本に載っているやり方とは異なる部分もあること/行う作業の目的を理解していること、など。
▢今後行っていくべきこと
・まず、去年の研究会で洗った灰を中目篩を通して仕上げること(※屋外で、マスク、ビニール手袋着用)・・・去年の内にやってよいことだったけれど、先延ばしになっていた(汗)
・灰のおき場所を確保して変えること・・・乾いた場所よりも床下など、適度に水分がある場所が望ましい(理想は京都の蔵の中)、とのこと
・10日後くらいに今年の研究会の灰が届いたら、水分をとばす→ほぐす→手で日々、2ヶ月ほど、よくもむ(天気をみながら)→中目篩を通して仕上げる※マスク、ビニール手袋着用
・灰匙、風炉(敷板も)、釜、炭、火起こし、台十能、火箸等々・・・と必要なものを徐々にそろえていく(置き場所の確保も←これが難題だったり)
ーーー灰は使えば使うほどに、そして手入れを適切にするほどに、長い歳月をかけて良くなっていくものなのだそう。
できれば来年、2023年中に、自宅で風炉デビューをして、灰を少しずつ、育てていきたい。
#1日6000歩 7/13-19 計76,604歩 10,943歩/日✨