【残業削減施策②】ノー残業デーの見える化・意思表示!
働き方改革で残業時間削減に取り組む会社は多いと思います。
弊社のような建設業はまさにこの問題解決が必要です。
人事としてもこの問題には積極的に取り組まないといけないと感じています。
今どきの業務改善
残業時間削減に何をしたらよいのか。
仕事を効率化させて残業時間を減らそうと勤怠管理システムを導入したり、個人のスケジュールやタスク管理もツールを利用する、DXの導入などで生産性を高め無駄な作業を省き、業務改善をして残業時間削減に繋げることもできると思います。今の時代、たくさんのツールがあって効果的に業務改善ができるようになっていると感じます。
ただ、それにはお金がかかります。
今は補助金などを活用することもできると思いますが、社員が自分たちですぐにできるわけではありません。
すぐできる業務改善
お金をかけず、すぐに自分たちでできること。
それは「時間内に絶対仕事を終わらせよう」「仕事が終わったらすぐに帰る」「ダラダラしない」「時間を守る」などの意識改善です。
意識改善でやったこと
みんなですぐできることは何かを話し合った結果、「言っているだけではダメなので、まずは見える化から始めてみよう!」となり、以下のようなことを行いました。
①オリジナルポスターを作成し掲示して見える化
人事メンバーが作成してくれたのですが、最初原案を見た時、吹きだしてしまいました笑
ドリフ世代にはたまらない標語です。
②オリジナル△コーンで各自ノー残業意思表示の見える化
コーンを立てて意思表示をすることで周囲も帰宅時間を意識し、逆算して仕事に取り組んだり、作業の優先順位などの意識もできるようになります。
コーンを立てた本人も仕事を時間内に終わらせようと集中して取り組めます。
③「帰ろう」の声がけ
声をかけるだけ?と思いがちですが、これがとても効果があります。
以前、営業チームでノー残施策を行った際、その流れで「帰るよ」「帰ろう」と他部署の社員にも積極的に声がけをしている社員がいたところ、
「⚪︎⚪︎さんの声がけで、うちの部署のみんなが早く帰るようになりました!」などの効果がありました。
この取組み中、なんと営業チームは月平均約10時間の残業削減に成功しています。
④帰る勇気
最終的には帰る勇気が必要です。
「他の人がまだ会社にいるから‥」「早く帰ったら仕事してないように思われそうだから‥」と周囲が気になり、帰ることができなかったという方もいらっしゃると思います。
特に新入社員や若手社員は自分の仕事が終わっていても「お先に失礼します」と言い出しにくいかもしれませんが、自分の仕事が終わっているのであれば帰る勇気も必要です。
お付き合い残業はやめましょう。
もちろん、協力できる仕事を手伝わず、放って帰るのとは意味が全く違いますので誤解のないように。
残業時間削減のために
残業時間削減には業務の見直しや他にも根本的な見直しなどもちろん必要ですが、それには時間や予算がかかったり、考えているうちに何もできておらず、残業時間削減ができない場合があります。
残業時間削減の取り組みができないという方は考え過ぎて前に進むことができないだけなのかもしれません。
実際のところ業務のしわ寄せがくるなどノー残業デーの取り組みはしないという方もいらっしゃいますが、何もしないのではなく何かしないと状況はかわりません。
思いついたこと、出来ること、無理のない簡単なことから働き方改革を始めてみてはいかがでしょうか。
簡単なことでも出来ると達成感があり、次に繋がっていくことができますよ。
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