フクポーの積ん讀リスト

 皆樣御存知「積ん讀」といふ言葉がございます。
 これの解消は中々難しいものでして、なんなら自分が何を買ったかすら覺えてゐない始末です。古本屋で氣になる本がある度に「これもう買ったっけ……?」と自分の記憶と格鬪しながら買物をしてゐます。そして1つの部屋に同じ本が2冊存在することになる譯です。
 といふわけで、今自分が何の本を部屋に置いてゐるか備忘も兼ねて、積ん読本をリストアップします。
 レビューとかを見たくてここに辿り着いた方、申し譯ございません。


凡例

・自分で入手して自宅に置いてあるけど全く讀んでないなぁ……といふ本のリストです。
・竝べ順は、著者名で五十音順→作品名で五十音順です。共著などは奧付等で最初に記載されてゐる方を基準にしてゐます。
・辭書事典類や檢定試驗のテキスト類、仕事關係のもの、青空文庫に收録しようと思って買ったものは割愛してゐます。
・署名のリンク先は出版社の書籍案内のページです。アフィリエイト等の廣告宣傳ではなく、讀まないままで居ることに對する罪滅ぼしのつもりの宣傳です。
・大前提として自分用のメモ書きであり、氣が向いたら都度都度更新します。更新してないだけで手許から無くなってゐる場合もあると思ふので、「讓ってくれ」的なコメントには對應いたしかねます。

あ行

彬子女王『赤と青のガウン』PHP研究所
彬子女王『日本美のこころ』小学館
安倍 晋三『安倍晋三回顧録』中央公論新社
庵 功雄『新しい日本語学入門』スリーエーネットワーク
池谷 裕二『脳はなにかと言い訳する』新潮社
池田 雅之『小泉八雲 日本美と霊性の発見者』KADOKAWA
伊沢 拓司『クイズ思考の解体』朝日新聞出版
伊沢 拓司『勉強大全』KADOKAWA
市川 歩美『チョコレートと日本人』早川書房
今井 むつみ『英語独習法』岩波書店
今井 むつみ、秋田喜美『言語の本質』中央公論新社
今井 むつみ『算数文章題が解けない子どもたち』岩波書店
今井 むつみ『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』日経BP
宇山 卓栄『「王室」で読み解く世界史』日本実業出版社
宇山 卓栄『「宗教」で読み解く世界史』日本実業出版社
宇山 卓栄『「民族」で読み解く世界史』日本実業出版社
エピソード大隈重信編集委員会 編『エピソード大隈重信125話』早稲田大学出版部
大木 毅『独ソ戦』岩波書店
大城 道則 編『図説 古代文字入門』河出書房新社
大橋 信弥『継体天皇と即位の謎』吉川弘文館
岡田 暁生、片山 杜秀『ごまかさないクラシック音楽』新潮社
小倉 義光『一般気象学 第2版補訂版』東京大学出版会
小田部 雄次『天皇家の帝王学』星海社
小野 正弘『オノマトペ 擬音語・擬態語の世界』KADOKAWA

か行

梶野 絵奈『日本のヴァイオリン史』青弓社
カーマイン・ガロ『TED 驚異のプレゼン』日経BP
河合 信晴『物語 東ドイツの歴史』中央公論新社
川出 敏裕『少年法』有斐閣
川北 稔『砂糖の世界史』岩波書店
川口 雅昭『吉田松陰 武教全書講録 』K&Kプレス
川添 愛『世にもあいまいなことばの秘密』筑摩書房
川原 繁人『日本語の秘密』講談社
川本 大吾『美味しいサンマはなぜ消えたのか?』文藝春秋
管賀 江留郎『冤罪と人類』早川書房
菊池 良生『ドイツ誕生』講談社
北 寿郎、西口 泰夫 編著『ケースブック京都モデル』白桃書房
木部 暢子、竹田 晃子、田中 ゆかり、日高 水穂、三井 はるみ 編著『方言学入門』三省堂
君塚 直隆『教養としてのイギリス貴族入門』新潮社
君塚 直隆『君主制とはなんだろうか』筑摩書房
君塚 直隆『立憲君主制の現在』新潮社
久米 郁男、川出 良枝、古城 佳子、田中 愛治、真渕 勝『政治学』有斐閣
クラウディア・ゴールディン『なぜ男女の賃金に格差があるのか』慶應義塾大学出版会
倉田 剛『現代存在論講義 I』新曜社
倉田 剛『現代存在論講義 II』新曜社
グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』かんき出版
現代思想編集部 編『ろう文化』青土社
国立国語研究所 編『日本語の大疑問』幻冬舎
呉座 勇一『応仁の乱』中央公論新社
小島 晋治『近代日中関係史断章』岩波書店
ことラボ りょ『言語学クエスト』彩図社

さ行

齋藤 高行『二宮先生語録』二宮尊徳の会
サイモン・シン『フェルマーの最終定理』新潮社
坂井 豊貴『多数決を疑う』岩波書店
坂口 博樹『数と音楽』大月書店
佐藤 春夫『南方熊楠』河出書房新社
眞田 芳憲 編『生と死の法文化』国際書院
鯖田 豊之『肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見』中央公論新社
椎名 美智、滝浦 真人 編『「させていただく」大研究』くろしお出版
芝崎 祐典『権力と音楽』吉田書店
シーナ・アイエンガー『選択の科学』文藝春秋
島村 恭則 編『現代民俗学入門』創元社
ジョン・ケージ『ジョン・ケージ著作選』筑摩書房
菅野 雅雄『記紀夜話』おうふう
スーザン・フォワード『毒になる親 完全版』毎日新聞出版
鈴木 正崇『女人禁制』講談社
スティーヴン・サミュエル・ストラットン『哀しみのヴァイオリニスト 人間パガニーニ伝』全音楽譜出版社

た行

高槻 泰郎『大坂堂島米市場』講談社
武田 尚子『チョコレートの世界史』中央公論新社
武田 祐吉『記紀歌謡集全講』明治書院
田中 徹二『不可能を可能に』岩波書店
田渕 直也『教養としての「金利」』日本実業出版社
田村 正資『問いが世界をつくりだす』青土社
千住 真理子『聞いて、ヴァイオリンの詩』文藝春秋
千葉 雅也『現代思想入門』講談社
つくば言語文化フォーラム 編『「た」の言語学』ひつじ書房
ティエリー・ランツ『ナポレオン三世』白水社
デニス・ブーキン、カミール・グーリーイェヴ『KGBスパイ式記憶術』水王舎
道元『典座教訓・赴粥飯法』講談社
所 功『「天皇学」入門ゼミナール』藤原書店
戸部 良一、寺本 義也、鎌田 伸一、杉之尾 孝生、村井 友秀、野中 郁次郎『失敗の本質』中央公論社
冨田 弘『板東俘虜収容所』法政大学出版局
鳥羽田 継之『なぜ信用金庫は生き残るのか』祥伝社

な行

中北 徹『エコノミクス 入門 国際経済』ダイヤモンド社
ながさき一生『魚ビジネス』クロスメディア・パブリッシング
永瀬 牙之輔『すし通』土曜社
仲道 祐樹『刑法的思考のすすめ』大和書房
中村 天風『いつまでも若々しく生きる』日本経営合理化協会出版局
中山 竜一『二十世紀の法思想』岩波書店
西 鋭夫・岡﨑 匡史『占領神話の崩壊』中央公論新社
西 愛礼『冤罪学』日本評論社
西尾 秀和『差別表現の検証』講談社
西林 克彦『わかったつもり』光文社
饒村 曜『台風物語』日本気象協会
饒村 曜『続・台風物語』日本気象協会

は行

橋本 道範 編著『再考ふなずしの歴史』サンライズ出版
橋本 実千代『理想の色に巡り会える 青の図鑑』三才ブックス
橋本 実千代『理想の色に巡り会える 赤の図鑑』三才ブックス
橋本 実千代『理想の色に巡り会える 白の図鑑』三才ブックス
服部 正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』中央公論新社
パトリック・E・マクガヴァン『酒の起源』白揚社
林 正義『税制と経済学』中央経済社
原沢 伊都夫『日本人のための日本語文法入門』講談社
播磨屋 助次郎『人類1万年の悪夢を打ち破る 真実
春山 行夫『花ことば 上』平凡社
春山 行夫『花ことば 下』平凡社
半田 正夫 編『半田ゼミの次世代の著作権法』青山学院大学法学部半田正夫ゼミナール
樋田 毅『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』文藝春秋
平田 竹男『世界資源エネルギー入門』東洋経済新報社
藤田 昌雄『陸軍と厠』潮書房光人新社
フランソワ・デュボワ『楽器の科学 美しい音色を生み出す「構造」と「しくみ」』講談社

ま行

松井 和幸『鉄の日本史』筑摩書房
松居 竜五『熊楠さん、世界を歩く。』岩波書店
松居 竜五、岩崎 仁 編『南方熊楠の森』方丈堂出版
真野 義久『三味線音楽 趣味的研究雑記』真野義久
三ヶ月 章『法学入門』弘文堂
南方 紀洋『天皇に関する12章』筑摩書房
森 浩一『記紀の考古学』KADOKAWA
森内 俊之『覆す力』小学館
森部 豊『』中央公論新社
森 正人『四国遍路』中央公論新社

や行

山川 徹『カルピスをつくった男 三島海雲』小学館
山口 厚『刑法入門』岩波書店
山下 東子『新さかなの経済学』日本評論社
山田 太一、大林 宣彦、内館 牧子 選『「カルピス」の忘れられないいい話 感動の公募エッセイ集』集英社
山室 信一『キメラ―満洲国の肖像』中央公論新社
ユージン・E・トーマス『シャスタ山で出会ったレムリアの聖者たち』ヒカルランド
友利 昴『エセ著作権事件簿』パブリブ
吉野 裕子『日本人の死生観』河出書房新社

ら行

リッチ・カールガード『グレートカンパニー』ダイヤモンド社

わ行

渡山 恵子『悪石島民俗誌』南方新社
渡邉 義浩『大隈重信と早稲田大学』早稲田大学出版部

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