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個別最適化の教育

2022年11月現在。
既に2030年学習指導要領改訂に向けて、議論が始まっている。
学習指導要領は、約10年に1度の改訂であり時代に合わせて生き抜くために必要な力を身につけさせるための教師の指導指針である。

2020年学習指導要領のキーワードに1つに
「主体的・対話的で深い学び」がある。
「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」に重視されている。実際、この考えを具体的に授業に落とし込むことは大変難しいことである。
他のキーワードに挙げられていることとして、
プログラミング教育、外国語教育、道徳教育、言語能力の育成、主権者教育、消費者教育、理数教育などがある。
これらについて、カリキュラム・マネジメントを確立することで質の向上を目指しより良い学校教育に努めている。


2030年の学習指導要領改訂では、
「個別最適な学び」
についての内容がより詳細に示されると考えられている。
現在、示されている「個に応じた指導」とは、「指導の個別化」と「学習の個別化」の2つに分けられる。
簡単にまとめると、集団ではなく個を見て、個の違いを認める。という内容である。
これは、教師側の視点として捉えることができる。
これらに対応して、「個別最適な学び」ということが示されている。内容は、学習者が自ら学べるような指導をしながら多様な考えに合わせた学び方を広く認めようというものである。そのために必要なものがICT機器である。ICTを用いることで、個々の学習効率が上がり、教師側は「見取り」がしやすくなるのである。


今回は、事実の羅列になってしまったが個別最適な学びの2つの視点はとても大切であると考える。
学習指導要領を念頭に置きつつも、
より効果的な指導の在り方について実践を重ねていきたい。

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