Photo by jim_manga 午後3時の物語(童心・詩のようなもの) 6 福耳の犬 2020年5月11日 17:55 初夏、照りつける太陽。田んぼも水が温んで黒い小さなものが泳ぎ回る。泥にくねくねと模様を描く三角を避けて、黒いものはくねくね泳ぐ。バシャッ《入ってない、、》バシャッ《入ってない、、》僕達のチャレンジは挫けず続く。バシャッ《ん、?、、や、、》黒い泥に蠢く姿。《やった〜》潰さず掴んで水で洗う。『やった〜足付きの獲ったぞ〜』バケツの中を覗きに来る頭、頭、頭。膝についた泥が白く乾きひび割れる、午後の3時の物語。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #スキしてみて 588,950件 #スキしてみて #詩 #ポエム #子供 #詩のようなもの #田んぼ #おたまじゃくし #虫とり 6