THE BEST～さよなら、帝国劇場～
2025年2月22日(土)、世間では「猫の日」で騒がれていた日
帝国劇場最後の観劇DAYがやってまいりました。
演目は、高いチケット代でも話題になっていた「THE BEST」
ミュージカル界のスター達が一堂に集う、夢のようなコンサートです✨
1時間前に帝国劇場入り
まずは楽屋入口詣から
日比谷線から国際ビルに入るとがら～んとした状態
お店がほぼ退店しています。
カフェやお蕎麦屋さんに思いを巡らせながら、楽屋入口詣へ
コロナ前は出待ちするファンも多かったと思います。
B1にあるナチュラルローソンの壁には「ありがとう！帝国劇場」の文字が…
この風景も、本当に最後なのね
やけに人がいるなあと思ったら。。。
下調べが足りませんでした。
開場直前が一番混む、そんな時間に行ってしまったようです。
国際ビルをぐるりと囲み、いつまでたっても最後尾が見えません。
これはヤバい時間帯にきてしまったのでは・・・
4時50分に並んで、入れたのは5時15分位でした。
これから行かれる方は少し遅めの、お手洗いも済ませた状況で入場する事をおすすめします。
1966年から2025年までの上演演目ポスターが目の前に！！
このポスターだけでも圧巻されます。
開場と同時にグッズは２階まで長蛇の列！撮影禁止の着到板前には人だかり
入場時は再入場が出来ないため、トイレもいつも以上に混雑してます。
今日のゲストは朝夏まなと、和音美桜、中川アッキー、育三郎
連日出演のメンバーだけでも主役級の人たちなのに、どれだけスターが集まるねん！！まさに夢の時間がこれから始まろうとして妙な高揚感が湧いてきました。
今日のセットリスト、前半戦！！
天ラブの「天国へ行かせて」でテンションあがり、１７８９の「サ・イラ・モナルーム」では歌うまシュガーにマモに三浦宏規君のキレキレなダンス！さすが元バレリーナなので、ダンスの綺麗さが半端ない✨
「ロクサーヌ」は甲斐君が本キャス王道の艶っぽさ
Ｍ５あたりですでに心が満たされて溢れる状態に…
王様と私の「シャル・ウィ・ダンス？」では、一路真輝さんのドレスの裾を踏まないように緊張している三浦君の気持ちが伝わってきました。
頑張れ！三浦宏規！！
ミーマイガールの「ランベス・ウォーク」がとんでもなかった
なんでキャスト全員なのだろう？？と思ったら、スター達が客席に降臨！
ひとりでも十分集客できるキャスト陣なのに、八百万の神が出雲大社に集合したかのごとく、神々しい風景でした。
チケット代高すぎると思っていたけれど、ＰＡＹです。
私は上手側通路近くだったので、宮野マモがハイタッチしながら目の前に。
正直、やっつけ的なスター様もいましたが、マモ様はお客さんひとりひとりと向き合ってファンサービスしてくれて、まさに神対応✨
Ｍ１５エリザベートの「最後のダンス」
まさか井上芳雄さまの「最後のダンス」が聞けるとは
唯一無二のトート！歌酔いさせていただきました。
Ｍ１６レ・ミゼラブル「オン・マイ・オウン」は島田歌穂さん
初代・レミゼのキャストの貫禄とでもいいましょうか。
歌に魂が入っていて圧倒！力のある人の歌って押される感覚があると思いますが、まさにそれでした。
「フィナーレ」では銀テの舞！！
レミゼより広範囲で、銀テが空から舞いおりました。
しかもゴールドの銀テ！！
しかし！争奪戦争いに敗れ、しょんぼりしていたら、ご一緒してた方がお譲りくださり。ありがとうございます
２５分の休憩時間
悩ましいのが「トイレに行くか」「売店にいくか」
1階のトイレは速攻でロビー内とぐろを巻く状況に。諦めて2階トイレにいきました(こちらのが早い)
第2部の開幕です！
セット事件で観れなかった「ジョジョの奇妙な冒険」
ジョジョの奇妙な冒険で2日目のチケットを取っていたのですが、運悪くセッティングが間に合わない事件にあたり配信になった演目
あの時、相当なダメージを食らって落ちこんでいたのですが、
まさか1年後に宮野マモ「ディオの世界」を生で聞けるとは😢
ありがとう！東宝
メンフィス王はやっぱり浦井健治
「王家の紋章」は再演すでにされているので、もう二度と聞けないと思っていただけに嬉しいボーナス
浦井さん、王子キャラが似合いますね。
度肝を抜かれたゲストたち
モーツアルトから「僕こそ音楽」を中川アッキーが熱唱！
いや、会場がド肝を抜かれて雰囲気がかわったのがわかりました。
こんな会場の状況で、次に出てくる育三郎、やりづらいかなと思いきや
やっぱりプロ
会場の雰囲気をうまく使ってさらに上乗せしてきました！
歌はエリザベートから「キッチュ」
なんという相乗効果でしょうか。
この人たちは本当に劇場の神様に愛されてますね。
激レア・3人のモーツアルトが歌う「影を逃れて」
日本に5名いるモーツアルト役のうち3名が舞台上で共存しているという奇跡
今、私は奇跡を目の当たりにしているのだなと。
それぞれの個性で歌う「影を逃れて」は、どれも素敵
芳雄さんは初のダブルキャストで、アッキーの歌を聴いて衝撃を受けた小話を。落ち込んで、悩んで、そこから新たな自分を探して。
そんな話もされていて、こんなに凄い人でも悩むのだなと親近感と応援する心がわきました。
シュガーの「ブイドイ」
シュガーが圧倒的な歌唱力過ぎて、正直、他の方の印象が残ってないです
何なの？この人
最後はキャスト全員で「民衆の歌」！
夢のような3時間半はあっとう間に終わり・・・
帝劇前は別れを惜しむ人たちで溢れかえってました。
ここで私は一体何本のミュージカルを観たのだろう
帝国劇場！夢をありがとうございました！！
ちなみに銀テはこんな感じで飾ってみました。
