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【プラスチックフリージュライ】オーストラリアで実践

世界的ムーブメントとなったプラスチックフリージュライ(Plastic Free July)

何をするイベント?
実践方法は?

について詳しくお伝えしますね。


プラスチックフリージュライとは?

2011年にオーストラリアで始まった毎年7月に開催される環境保護活動です。

目的は、プラスチックの使用を減らし、環境への負担を軽減すること。

10年後の2021年には世界190ヶ国3億人以上が参加する世界的ムーブメントとなりました。

特に使い捨てプラスチックの削減に焦点を当てており、参加者は1か月間プラスチック製品を避けるよう努めます。

オーストラリアでも、この運動は広く認知され、企業や個人が積極的に参加しています。

プラスチックフリージュライ参加方法

一般的なプラスチックフリージュライの参加方法は、

  1. コミットメントを宣言する:プラスチックフリージュライの公式サイトで登録し、プラスチック使用を減らす決意を表明

  2. プランを立てる:どのプラスチック製品を減らすか、または完全に排除するかを計画

  3. 情報をシェアする:SNSや友人・家族と情報を共有し意識を高める

公式ウェブサイトはこちら。

また、オーストラリア各地では、プラスチックフリージュライに関するさまざまなイベントが開催されます。

ワークショップ、セミナー、ビーチクリーンアップ活動、エコマーケットなどに参加する人も。

しかし、我が家は本格的に「参加表明」はしておらず、日常生活の中でほんの少し「脱プラスチック」を意識してみるきっかけとして、プラスチックフリージュライを捉えています。

日常生活でのプラスチックフリー実践方法

前提として、

環境への配慮は大切ですが、経済的負担や不便を受け入れてまで「エコ」や「サステナブル」にこだわる必要はないと思っています。

そこまで意識が高くない私がオーストラリアで実践しているプラスチックフリーについてお伝えします。

再利用可能なリユースカップの利用

オーストラリア発祥のリユースカップ「Keep Cup

今では世界中で人気になりました。

公式サイトでの注文や工場での購入は色や素材をカスタマイズできます。

エコバッグ

オーストラリアでもスーパーマーケット等ではビニール袋の使用は廃止されましたが、小さな個人商店やアジアンスーパーではまだビニール袋を使っている店舗も。


小さく折りたためるエコバッグをいつもバッグの中に入れてお出かけ。

Shuppatoは折りたたむのも簡単でかわいい柄がたくさんそろってますよ。

環境に配慮した容器のホームケア用品

ecostoreの容器はサトウキビ由来のプラスチックと回収されたリサイクルプラスチックの混合素材を使用しています。資源を循環しているので新たなプラスチックを製造する必要がなくプラゴミが発生しません。

おしゃれなボトルと人工香料ではない自然な香りが気に入ってます。

▼日本でも販売開始しています▼


肌に悪影響を及ぼす成分不使用なので赤ちゃんの肌にも安心。

ランドリーシート

洗濯用洗剤はシート状のものを使用すれば、プラ容器の使用削減だけでなく、収納スペースの節約、持ち運びも軽い、というメリットがあります。

最初だけ専用の缶入りを購入し、あとはシートだけ詰め替えればOK。

固形シャンプー

固形シャンプー、最初は「ちょっと割高?」と思いましたが、濡れた髪に3回くらいこすりつけるとモコモコの泡がでてくるので、結果、めちゃくちゃコスパが良いことがわかりました。

プラスチックボトル削減になりますし、なによりシャワールームがすっきり!掃除も楽になりました。

日本では牛乳石鹸が固形シャンプーの販売を開始。次回の帰国の時に試してみたいです。

竹製グッズ

プラスチックに替わるサステナブルな素材として注目されている竹。

竹は成長が早く、多量の二酸化酸素を吸収するカーボンニュートラルな素材としても知られています。

ほっこりとした温かみのある風合いもかわいらしい。

プラスチック包装不使用の商品

チョコレートをはじめとするお菓子類のパッケージは続々と紙もしくはリサイクル可能なプラスチックに移行しています。

特に意識しなくても手にとったものが脱プラスチックだったというパターンはここ数年で増えている印象です。

パスタメーカーのBarillaもパッケージにプラスチックは使用していません。

試したことない方、ぜひ一度食べてみてください。他のメーカーに戻れなくなるほどおいしいです。うちはいつもBarilla


Who gives a crapのトイレットペーパーは利益の50%を途上国における清潔な水へのアクセス、トイレ設立へ支援している社会的企業。

100%竹、100%リサイクルペーパーの2種類のトイレットペーパーを販売、プラスチック不使用のパッケージを使用しています。

かわいいんです。
バスルームにそのまま置いてもおしゃれアイテムになるトイレットペーパーです。

プラスチックフリー、できることから少しずつ

脱プラのメリットとしてあげられるのは、

  • 環境保護:海洋汚染を減少させ、野生動物の保護

  • 健康促進:プラスチック製品に含まれる有害な化学物質の摂取を避ける

  • 経済的利益:再利用可能な商品の使用は、長期的に見てコストを削減

なのですが、、、

生活からプラスチックを全て排除するのは現実的ではないと思うんですよね。

私の場合は商品の購入の意思決定は「かわいい」とか「おしゃれ」「おいしい」が優先ですし、あまり高価なものは手が出ません。

無理なく取り組める範囲でほんのり脱プラ、できることから少しずつ、、、くらいがちょうどいいのかなと思っています。

【関連記事】

スーパーマーケットで手に取ったものが、調べてみたらけっこうサステナブル・エシカルだったパターンがオーストラリアでは多いよ、という話。


「サステナブル」の文脈で語られることが多いプラントベースも、日常的に食べるようになったきっかけは「おいしい」でした。

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