ポジティブだと人は離れていく。
今回は昨日の記事の続きです。もし読んでいなかったら、ぜひ昨日の記事からお読みください!
ルフィはポジティブで強い信念を持っているから、ルフィのもとに人は自然と集まりルフィに協力してくれます。ネガティブで信念のない人のもとには人は集まりません。
しかし、ポジティブで信念を持っていても、それだけでは、本当の意味で仲間にはなれません。
ルフィもそうでした。ルフィのもとから離れた仲間は4人います。
・ナミ
・ウソップ
・ロビン
・サンジ
です。
なぜルフィのもとから去ってしまったのでしょうか?
ポジティブで強い信念と強い実力を持っているのに人は離れてしまった理由はなんでしょうか?
この4人の中から1人選んで説明するとしたら、ウソップがとても分かりやすいです。ウソップはネガティブで、自分の中に強い信念を持っていませんし、実力もありません。そのためウソップはルフィとは真逆で自分に自信はあまりもっていません。
なんでウソップがルフィのもとから去ってしまったのか。
答えは、ルフィがポジティブで楽観主義だったからです。
ウソップはルフィの強い信念と実力、夢に惹かれて一緒に冒険をしたいと思いました。ですが、自分の実力と離れ、どんどん強くなっていくルフィ。ネガティブで自分に自信のないウソップは一味の中に自分の存在価値を見出せなくなってしまい、一味から脱退することを決意します。
もちろん、それはウソップの本心ではありません。ウソップとルフィは友達ですし、ウソップもできることならルフィと共に冒険を続けていきたい。
ですが、信念と夢を掲げた人のもとには、しっかりと実力と自信をもった人しかついていくことはできないのです。特にウソップのようにネガティブな人は離れていきやすいです。
ではなんでウソップは一味に戻ってこれたのでしょうか?
自分の自信を失ってしまったウソップに対して、サンジが言ったセリフの答えがあります。
このシーンはエニエスロビーにて、敵に一方的にやられていたウソップにサンジが助けに入り、敵を倒すことができなかったウソップがサンジに謝りました。そして、自信を失っているウソップに対してサンジが言いました。
そして、さらに続けてサンジはウソップにある助言をします。
それが次のシーンです。
この発言を聞いたウソップは一味に対して自分ができることを考えます。そして、狙撃手としての自分の役目を見つけ出し、自分の存在意義を確立することが出来ます。
ウソップは自分に自信が持てる居場所を見つけ出すことができました。
つまり、自分に自信が持てずに、その組織の中に存在意義を見つけ出すことができなくなると人は離れていきます。なので、そんな人に組織にいて欲しいのなら、その人の役目を確立することでその人は離れずに戻ってきます。
リーダーに強い信念と実力があるからこそ、特にネガティブな人は自分とその人の間に距離を感じてしまい、自分に自信が持てなくなり、その組織から離れていってしまうのです。
そんな人には自分の存在価値を見つけ出すことができるような役目を作ることで、人は残り結果として組織としてさらに強くなっていくのです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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