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わたしの一冊 18

【八月の銀の雪】
筆者 伊与原新
発行 株式会社新潮社


包みこむ

大地の深さを
海(みず)の大きさを
とまり木の安らぎを
やわらかい灯りの輝きを
風が強く舞う

と思った一冊です

耳を澄ませていよう。地球の奥底で、大切な何かが静かに降り積もる音に――。
不愛想で手際が悪い――。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは(「八月の銀の雪」)。
会社を辞め、一人旅をしていた辰朗は、凧を揚げる初老の男に出会う。その父親が太平洋戦争に従軍した気象技術者だったことを知り……(「十万年の西風」)。科学の揺るぎない真実が、傷ついた心に希望の灯りをともす全5篇。

株式会社新潮社書籍紹介より

ご閲覧くださりありがとうございます!

自然との調和を
感じます


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あなたの一冊へ
紡ぐことができたら嬉しいです!

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