と思った一冊 119 1 ふくのしおり 2024年10月17日 09:29 【かごいっぱいに詰め込んで】筆者 真下みこと発行 株式会社講談社ふれる「いいなあ、幸せそうで」スーパーを訪れる5編の「生活」。寿退社をして主婦となり、子どもが手を離れた美奈子。社会に出て働こうと思い立つが、転職活動は思うようにいかない。(「おしゃべりなレジ係」)小学生の頃からのある癖によって痩せた、大学生の流花。しかし「ぶた」と呼ばれて受け流してしまった当時の自分を未だに許せない。(「小さな左手」)元彼女に二股をかけられて以来、マッチングアプリで遊ぶようになった亮。ある日会社の後輩から、SNSで自分がヤリモクの要注意人物として晒されていると知らされる。(「気をつけてください!」)友達の結婚ラッシュに焦り、婚活アプリで出会った貴文と結婚した咲希。出産した友達に「次は咲希の番だね」と言われ、咲希も妊活を始める。(「なわとびの入り方」)IT化についていけず、早期退職した哲郎。ハローワークで再就職先を見つけられず、妻にも愛想をつかされ、公園のベンチで昼食をとる日々が続く。(「不機嫌おじさん」)「もう無理かもしれない」そんな気持ちを真下みことは掬い上げ、寄り添い、抱きしめてくれる。株式会社講談社BOOK倶楽部書籍内容紹介よりご閲覧くださりありがとうございます!日常にやさしさが詰まってますね思いあふれる一冊を紡ぐことができたら嬉しいです! ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #小説 #詩 #読書 #日常 #本 #生活 #スーパー #私の本棚 #一冊 #真下みこと #かごいっぱいに詰め込んで 1