歴史:宗教
アラフィフの私は歴史や政治にやたら興味を持ち、
YouTubeなんて便利なツールがあるおかげで毎日様々倍速再生で学んでおります。
学生時代に学んだことが
真実ではなかったり、偏向的であったり、なかなか面白いなぁと。
※決して宗教批判はしておりません。
☆海外の宗教
一神教
世界を見渡すと「一神教」が当たり前であり、
いわゆる「聖書」が軸となって物事を様々な角度から解釈していることは有名です。
ユダヤ教
キリスト教
イスラム教
大陸ではこの3つの宗教が思想の基になっている為に、
更にはいくつも「派」があり思想そのものも異なっている為に、
争いが絶えないわけです。
宗教が法律や政治の要にもなっていることは否めない。
旧約聖書と新約聖書でも異なる概念がありますが。
多神教
ヒンドゥー教が有名でしょうか。
神様が宇宙規模で沢山存在していますよね。
どの神様を信仰し、どのような思想を持つことも基本自由。
しかしながら「カースト」がある為に、ほぼ永遠に身分を逸脱することは不可能。
世界に見る「宗教理念」
神様とは
平和とは
平等とは
幸福とは
その解釈が言葉そのままとは正直思えず…
今を幸せに生きて天寿を全うするより、
どう現実世界を生きるかで来世が変わる(転生)とか、
預言者や救世主の存在とか、
天国や地獄があるとか・・・
宗教ベースに混乱が生じている実態がありますが、現状生きている人々は本当に幸せなのか、余計なお世話ですが悲しみを感じます。
☆日本における宗教概念
宗教感
日本にも一定の宗教を信仰している方々はいらっしゃいますが、
「八百万の神」が存在している国です。
どんなもの事にも「神」が宿っているわけです。
故に、信仰というよりは自然を尊ぶ精神が強いのではないかと。
「宗教」に縛られる生き方を強要されていないことが島国である日本のベースです。
だからこそ制限なく信仰の自由があるとも言えます。
諸外国はこのような日本の風潮が「マジかよ?!」らしいです。
無宗教ってあるの?みたいな。
日本の仏教
戦前は神様が存在しておりました。
「天皇」です。
ある意味一神教みたいな解釈に近いのでしょうか・・・
しかし戦後は人間であり、日本国の象徴という存在になりました。
基本的には日本人は「仏教」が主流であると思います。
この「仏教」の概念、一番平和だとつくづく感じます。
仏教の教えには、先に述べた海外の宗教とは全く異なる概念があります。
現実世界を生きながら、
命ある限りあらゆる物事に感謝し、
苦楽と共に過ごしながら天寿を全うすることが重要視されています。
生きている間に小さなことでも幸せを感じる人生を過ごしながら終わりを迎える。
亡くなってしまったらそこが区切りなんです。
非常に現実的解釈であると。
以上のことから、死後の世界や転生については存在しません。
お墓は日本古来の文化の一つですし、供養することやお盆があったりしますが、
亡くなった時に全てが終わっているので魂も何もないのです。
平和ですよ、日本人
宗教一辺倒ではない我々日本人。
だから戦争が起きないのですね。
島国日本だからこその偏見・差別はいまだにあります。
しかしながらそれは宗教関係ありません。
独自の文化から生まれたものです。
鎖国の文化からの保守の思想でしょうか。
保守・リベラル間の思想での争いはありますが、
基本的には血を流すような争いではありません。
※個人の犯罪・抗争除く
☆平和ボケ日本人
私には誉め言葉にさえ感じます。
ただ、国内においての不安はありますが。
生きるために一所懸命働き(過労死するほど)、
現実世界を必死に歩んでいる。
日本に生まれた日本人で本当に良かったと思う。
余談:お墓について
あるお寺のご住職さまがおっしゃっておりました。
仏教にはお墓を設けることも、死者をおもてなしすることも、教えにはないのです。
生きている物事に関する教えは説いておりますが、死後に関しては言及しておりません。
ご住職さまは、昨今のお墓問題に関しての記事で上記の様にお話しされていました。
地域の伝統などを鑑みると一言では言えないが、若者の墓離れは決して駄目な事ではないと。
共同墓地でもお寺でも供養できる場所はありますし、
お墓参りに行かないから罰が当たることもありません、と。