【社会人生活からの学び】:会社での立ち位置
自分はどうありたいか。
目標にも色々ありますよね。
肩書が欲しい。
高給取りになりたい。
会社で絶対的な存在になりたい。
それって、どんな行程で考えてるのかによって全く違いますよね。
《実力主義でない場合》
☆年功序列
黙っていても勤続年数で役職もつくから部下もつくし、給料も上がる。
全く仕事が出来ないわけではないが、実は大してものすごいスキルがなかったりする方も散見されます。
パワハラ・モラハラ気質で、人のせいにしがち。
上司としての責任感は「自分を守る」ことがメイン。
自分のミスは部下のミス。
部下の手柄は自分の手柄。
社内の自分より上の人間には媚びる。
平気でうそをく。
(悪意のある)人のうわさ話をして、最悪何の落ち度もない人を陥れる。
ジャイアンより最悪じゃんか。
☆社内では権力者
資格を持っていたり、自分の存在を過剰アピールする器用さも持ち合わせているので、「出来る人」のレッテルが貼られているのです。
ある意味賢いと思います。
絶対に自分が会社から切られないようにちゃんと考えているからなのです。
知識の出し惜しみをするから、部下は成長しない。
自分より出来る人間を作りたくないから。
下の者や外部には本当の正体を知られているので、一部の人間以外はかなり評判悪く、嫌われていたりします。
みんながみんなそうだとは言い切れませんが、私が見てきた中で結構こういう人いました。
こういう社員が数人でもいる会社は離職率が高い!!
賢く不動の地位を確立した社員が永遠にいるので、この人たちを追い越すことはまず出来ないであろう。
《実力主義の場合》
☆個人の力に重きを置いている
所属しているだけじゃ、下手したら真っ先に切られる。
仕事に対しての姿勢が全てである。
会社に求められている職務やそれに伴う必要スキルを理解している。
知識ゼロの状態で人に依存せずに、自ら調べた上で助言を求める。
給料=仕事に対する報酬。
肩書(役職)=仕事で出している結果に対する評価。
自ら行動し、結果を出すための過程にも懸命に取り組む。
自分のミスを認め、謝る事が出来る。
「ありがとう」を普通に言える。
嘘は、誰も傷つけない・仕事に必要なことだけ。
悪口・影口を言わない。
こういう人は日頃の行いが至極全うなので、敵を作らないし、大切にされたり尊敬の対象にもなりやすい。
☆仕事へのあらゆることを共有出来る人
ある意味社内での競争意識を持つ環境ではある。
社内みんながライバルと思い、メラメラする人もいるだろう。
中には蹴落としながらハングリーに仕事に全うする人もいると思う。
闘争心が苦手な人は、黙々実力をつけていけるとも言える。
でも思うのは、意外とみんな仲良しだったりする。
目指す方向が一緒だから、それぞれが努力しているし、助け合いも協力も出来る。
情報共有もしっかりやる。
それぞれが培った知識とかお互いに教えたり教えてもらったり。
肩書がついたとしても偉そうにしないし、あぐらもかかない。
外に目を向けたら、上には上がいるんですから。
《総じて言える事》
どんな会社も中にいる人間次第でカラーが出来上がるはず。
色んな人がいますから、「こうすべき」ことはみんな違います。
価値観も当然違います。
社内での取り組み、社員同士の関係性はそのまま会社の評判や評価に繋がります。
多忙で大変かもしれない。
でも居心地よい職場で働きたいですよね。
職場環境次第で仕事への意欲や「働くこと」に対しての意識ってかなり左右されると思います。
みんなが一度「自分の立ち位置」について少しでも考え、見つめ直す機会を持てたら良いのになぁ・・・って思います。