ダイエットのスイッチ
あるトレイニーの著書に書かれていたのだが、毎日、体重を測って、減ったら増えたと一喜一憂しても意味がないと。日々の体重増減は脂肪が燃焼されたわけではなく、ましてや筋肉が増えたわけでもない、体内の水分量の増減なんだとか…
そうだよね、人間のカラダを構成している物質で最も重いのは水だし、単純に体重を落とすためならば格闘家の人達が試合前にやるように水抜きをすれば良いのだ。
でもさ、僕が考えるダイエットの基本は“習慣化”すること、習慣を変えることなのだ。
例えば、あるとき気づいたのだが、ガリガリに痩せているヤツに限って、飯を食うのがメチャクチャに遅いのだ。それで思ったのだが、痩せの真似をしたら自分も痩せることができるのではないかと…
さっそく、牛丼で試してみた。
牛丼って、ドンブリを手に持って、縁に口を着けて掻っ込んで食べるのが基本なのだが、あえてドンブリを手に持たず、ドンブリの縁に口を着けることなく牛丼を食べてみたのだ。
チマチマと箸先で掬い上げる様にして…くっそ食べづらい。そんでもって、大盛を食べきる前に腹がパンパンになってしまったのだ。
牛丼の並盛とミニ盛でも同様に試してみたのだが、ミニ盛でも程良い満腹感が得られることが分かった。
その後に試行錯誤をした結果、今は、さすがにこんな食べ方はしていない。
ガツガツと掻っ込むのではなく、一口か二口ごとにトレイにドンブリを置いて、ゆっくりと時間をかけて食べるようにしている。ダイエット中でも美味しく食べたいもんね。
他にも、ちょっと気がついたことを習慣化するようにしている。
近所のスーパーへ行ったならば、エスカレーターを使わずに階段を登る。
トイレは和室の個室を選んでスクワットetc
そういえば、毎日の体重を記録することもそうかな。毎朝、決まった時間に体重を測ることで、カチリとダイエットのスイッチが入るような気がするのだ。