地震発生のとき|在宅避難の備え|防災アクションガイド
FUKKO DESIGNの木村です。
前回に続いて、
『在宅避難の備え』
をご紹介します。
今回は『在宅避難の備え』として、「①風水害発生のとき」(4枚)と、「②地震発生のとき」(4枚)の、大きく2つに分けてつくりました。
①の風水害はある程度事前に予測が可能なため、前もって行える対策を中心にまとめています。②の地震は予測ができないため、災害発生後の対応を中心にまとめています。
共通する部分もありますが、建物の損壊や行政などの対応など異なることもあり、それぞれの対応を細かく分けて記載しているため、災害に合わせてご活用いただければと思います。
こちらの記事では「②地震発生のとき」をご紹介します。
1. 在宅避難の判断ポイント
避難する際の判断ポイントや、在宅避難と避難所の特徴をまとめています。
いざ避難しようとしても、どのように避難を判断するかは簡単ではありません。そこで、最低限必要な2つのポイントをまとめています。
また、在宅避難、避難所、それぞれ特徴があります。それぞれのポイントを可能な限り記載してみましたので、ご自身の状況に照らし合わせて考えましょう。
2. 建物の安全判断をしよう
自宅や周囲の安全確認のポイントや、応急危険度判定、被害認定などを説明しています。
在宅避難する際のチェックポイントと具体的なアクションをまとめています。
また、風水害とは異なり、地震の場合は市区町村が実施する建物の安全判断調査である「応急危険度判定」があります。被害を受けたことがない人にでもわかりやすいように実際に紙のサンプルなども交えて紹介しています。混同しやすい「被害認定」との違いも説明してあります。
3.在宅避難中に気をつけること
最新の情報をチェックする方法や、ライフラインのチェック方法などを解説しています。
止まってしまった電気、水道、ガスなどのライフラインがどのくらいで再開するか不安に思う声もあります。そこで、阪神淡路大震災や東日本大震災の事例などの実際の復旧時期なども紹介しながら、それぞれの復旧までのポイントを紹介しています。
4. 在宅避難で受けられる支援
自治体の支援情報の収集方法や、災害ボランティアセンターで受けられる支援内容などを紹介しています。
在宅避難をする際に困るのは支援情報です。復旧していくためには大切な情報ですが、自治体職員がいる避難所と比べると情報が手に入らなくなる可能性が高いです。そこで、避難情報の取得する方法を紹介しています。特に市区町村だけでなく、都道府県でも独自の制度があるので、しっかりチェックしましょう。
「②地震発生のとき」は以上です。
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※一部、行政機関の情報などを転用しているため、データの改変などはご遠慮ください。
FUKKO DESIGN 木村充慶
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