雨の日〜反戦小説について〜
雨の日は眠らない〜反戦小説について〜
以前に私が書いた、元自衛官の方の記事があります。
その記事を歌川ピロシキさんが短編小説にしてくださり、カクヨムで高評価を受けておられます。
こちらは私のエッセイ『雨の日によせて』と長編小説『もしも明日が槍ならば』を歌川さんにお読み頂きまして、掌編小説を書いて下さいましたものです。
歌川ピロシキさんは、とても博識で慧眼な女流作家さんで、私はTwitter(X)でよく色んな事をご教示頂いています。
歌川ピロシキさんはミリオタにして反戦主義の方です。
一見矛盾しているようですが、戦争のなんたるかを知っているからこその反戦作品をお書きなのです。
雨音がモールス信号に聞こえて眠れない人が実際にいます。
おそらくPTSDなのでしょう。
歌川さんは近い将来、戦争によるトラウマを乗り越えていく兵士の話を書きたいとおっしゃってました。
詳しい話はネタバレになるので、ここでは書けませんが。
歌川さんはきちんと反戦の想いをしっかりと描く事が出来る方だと信じています。
戦争を美化する事なく、きちんと批判した良い作品になりますようにと応援しています。
私も戦後八十周年記念作品を書く予定でしたが。
今の世の中の戦争のあり方は私の理解の範疇をはるかに超えていて、迂闊に書けないのではと思うようになりました。
なので、少しでも戦争批判をきちんと出来る作家さんを応援すべく、今回の記事を書くにあたりました。
新年の挨拶も出来なかった事を 皆様には失礼をお詫びしつつ、こちらに歌川ピロシキさんの作品を推薦させて頂きます。
井上深海