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苦難を抱えた過去と(懐かしい!)私のあしながおじさん

過去にうつを患った身であるゆえに、自律神経を整えることは超大切なこと。

幸運な事に自分にあった骨盤体操(これについてもいつか書けたら)に出会い、毎夜それをしながらYouTube動画を見て行っているのだが、コンディションがいろいろある中、ここしばらくは自分にあった動画に出会えず、体操もなあなあになっていたところ、出逢えた!

私のあしながおじさん!!!

リアルタイムで見ていたころは就学前。
当時はVHSの時代。
同じ回をビデオで何度も見ていて、お気に入りの回があって、その画で確認できた。


これ、今見返すとすごいのである。


何がすごいって、苦難を抱えた過去を持ちながらも、
腐る事なく、周りの環境に感謝しながら明るく生きる主人公の生き方よ。


って書くと、鬱陶しく聞こえるかもしれないけれど、本当なのだ。


リアルタイム当時では就学前だったから、
観るというよりも見るって感じで、
何となくお金のない女の子を支援していた足長おじさんが、自分の好きだった人で
最後はハッピーエンド、ちゃんちゃん♪って
感じだったけど、色々経験してきた自分が見返すともう、スゴイ…。

①過去を抱えて生きること

主人公は、ニューヨークで捨てられ、
孤児として育ち、
お嬢様学校の中で自分が孤児院育ちである事を隠して生きている。

隠して生きているがゆえに、
自分が孤児院育ちである劣等感を刺激するような出来事に次々直面するも誰にも相談出来ず、でも乗り越え、たくましくなっていく様は見ていて清々しい。


私もそうだ。


今の会社で私が過去にうつを患い、服薬し、
いろんな事を経て、
今この会社にいる事を言えないでいる。



言わなくていい事なのだが、
辛い幼少期を過ごした事やうつになったこと、
それを抱えて生きている事、 
よくわからない「フツー」ということにこれまで恵まれてこなかった事、
日々職場の人と過ごす中で、
そこを刺激され、比べ、
感じなくてもいい劣等感を感じている身としては、
この物語の主人公の気持ちがよくわかる。

②丁寧な物語の構成


そして、さらなる見どころは今の時代のアニメでは考えられないくらい、この物語の構成、アニメとは思えない人物描写の細かさ。

まるで朝ドラみたいに回数を重ねる毎に様々な立場の人間の心模様が取り上げられていて、丁寧に描かれているのだ。



これが、日曜の夜に世界名作劇場として、ハウス食品の提供(じゃなかったかな?)で子供向けに放送されていた時代があったんだな。




当時の思い出がある人、
初めて知る人、
興味がある人、



ぜひ、観てみて下さいね。
きっと元気がもらえるはず。


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