毎日noteの効用なんか書いてみる
noteさんの今日の冒頭の一言は「読んだ本の感想を書いてみませんか」でした。
ブログを始めたばかりの頃は、読んだ本の感想を書くために本を読んでいるんじゃないかと思うほど、本も読んでいたし、芝居を見ている最中も、この感想をどうブログに書こうと考えながら見ていました。
読んだ本の感想や見た芝居の感想をブログであまり書かなくなったのは、ある日、それが、本末転倒の様に思えたからでした。
アウトプットのためにインプットしているんだか、インプットのためにアウトプットしているんだか、わからなくなった。
そのうち何を書いていいかわからなくなった。
そこで一度、ブログを引っ越しました。別のブログなら別のことが書けそうな気がして。
そして、日常の記録というか、感想とか意見とかじゃ無く、行った場所、見たもの、食べたものを写真プラスアルファで書くブログをはじめました。そこでは、アクセスを気にするのをやめました。だって、誰かに見てもらうためじゃ無く、自分が後で見返すために書いていたから。
でも、そんなに面白い人生を送っているわけでも無く、毎日の様においしいものを食べているわけでもないので、更新頻度は下がり、それに伴いアクセスも毎日50くらいという線で推移しています。
たまに見返すと面白いけどね。
そうして、創作意欲というか、何か社会への意見とかを書かなくなると、そういう気持ちも持たなくなるもので、地味な毎日にふさわしい、地味なブログが出来上がるわけです。
そうして数年。
最近、また、本を読んだらその感想を誰かに伝えたい。芝居を見れば、そこで感じた何かを誰かに伝えたいという意欲が戻りつつある様に感じます。まだるっこしい言い方になるのは、まだはっきりしないから。
それも、毎日noteを44日くらい続けたからなのかな。
そんな今日です。