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刺激の影響

人の成長に欠かせないのは適度な刺激

その刺激の度合いによって効率が決まると言っても過言ではない。

学習も運動も同じことが言えます。

初めから難しいことをやるのではなく、できることからやってみる。
学習効率が一番高いとされているのは、ちょっと頑張ればできるくらいの刺激。
小さい目標を一つづつクリアしていくような感覚でしょう。
集団の中にいると人と比較したり、同じ性別や年齢など同じだからということで同じような刺激の与え方を押し付けることは個人がある以上、必ずしもデータ通りに良い結果にはなるとは限らないでしょう。


3つのゾーン

1.コンフォートゾーン

慣れている環境や行動、刺激など安心感のあるゾーンのこと。このゾーンでは一度習得していたり、できることしかないので学びは少ない。

2.ラーニングゾーン

コンフォートゾーンを抜けたゾーンのことで、今の自分の能力では簡単に達成できない状況で違和感のあるゾーンのこと。
このゾーンでは少し頑張ればできるチャレンジと失敗で学びが多い。

3.パニックゾーン

ラーニングゾーンを超えたゾーン、自分のスキルや知識では全く通用しない状況で、高すぎる目標に不安やストレスを過度に感じるゾーンのこと。
このゾーンでは思考停止に陥りやすく何から手をつければ良いのわからない。


成長するためにどのようにして、ラーニングゾーンに身を投じていくか、提供できるかが成長には欠かせない。

学習も運動も育児も同じように思える。

どのような刺激を与えてあげるか、またどのような刺激になっているかを見極めてあげることが人の成長へと導いている。

とは言っているが、決してラーニングゾーン以外の刺激がダメなのではい。
また、個人的には精神衛生上ずっと同じゾーンに居続けることも良いとは思わない。

それぞれのゾーンの中で何を見つけることができるか?
これによっては新たな課題や能力を身につけることは可能だ。

治療やトレーニングを処方するときには、クライアントは何を求めているのか?
特に、相手への刺激の強さを考え、感じながら提供している。


刺激に対する受容体の反応は千差万別

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