初めてのお墨付?
マウンテンランナーあらため、はちみつ屋さん
月末から来月にかけて、Apitourism(養蜂観光)の勉強と資格取得、はちみつ輸入元を訪ねるべく、スロヴェニアへと渡航する。
きっかけとスロヴェニアへの猛烈ラブコール
2012年7月、マウンテンランニングワールドカップに出場するために初めて渡航したスロヴェニア。マウンテンランニング伝統国でもあるため、これ以降毎年のように渡航した。
その度にレースオーガナイザーはじめたくさんの人に親切にしていただき、また、緑が豊かで素晴らしい環境に魅せられた僕はアクションを起こした。
最初は在スロべニア日本大使館(日本ではヴの字の使用を数年前から廃したためこのような記述になるが僕は元の音に近く、駐日スロヴェニア日本大使館の表記にならい、それぞれのスタンスに合わせ書き分けている)へ「スロベニアが大好きなのでスロベニアのことを少しでも日本で知ってほしいのでニュースレターに寄稿させてください!!」とラブコールを送った。当時メールを取り次いでくださった方が快諾をしてくださり、2018年7月〜2年間寄稿させていただいた。コロナ禍で渡航の目処が立たなくなったので終了。
もう1つのアクションはリュブリャナにあるはちみつ屋さんへのラブコールだ。ショップの店員さんに「スロベニアが大好きなのでスロベニアのことを少しでも日本で知ってほしいのではちみつを日本に輸入させてください!!」と話し、オーナーに伝えてもらうべく名刺を置いてきた。その後、何度かのやり取りを経て、2019年から少しづつ、はちみつ輸入販売を開始。手探りで食品検疫や税関手続きをしてやっとやっと最近は慣れてきた。また、昨年あたりから小瓶の販売を始めるなど徐々に扱う品目を増やしている。
直近では、日本人同様"そば"を親しむ文化のあるスロヴェニア。そこで、そばの蜂蜜を輸入することにした。
渡航の目的
Api Tourism(養蜂観光)を学び、その文化を日本に持ち帰ること。
日本でもSDGsや持続可能な社会を作ることに近年注目は集まっているが、いざ具体的に取り組みをするとなると何をするのかを決め実践するのは難しいんじゃないだろうか?
Api Tourismはその解決のヒントになると思っている。
養蜂ははちみつを作るだけではない。環境と共生し自然の恩恵を受けながら、養蜂を観光資源としても活用する。そこにはたくさんの可能性が詰まっている。
スロヴェニアではApi Tourismを国策として取り組み、僕のように外国からそのエッセンスを学び体験したい人を積極的に受け入れている。今回の渡航も在日スロヴェニア大使館とスロヴェニア養蜂協会にサポートしていただいているおかげでたくさんの体験ができそうで今からワクワクしている。
そして、今回の体験を通じて来年以降、Api Tourismやスロヴェニアに興味関心のある人がどんどんスロヴェニアに足を運べるよう現地と協力しながら活動の幅を広げていきたい。
もう1つの渡航の目的
輸入元を訪ね採蜜活動をすること。今回の渡航にあたって、都市養蜂を行う丸の内ハニープロジェクトの活動に参加させていただき、日本の養蜂を少しだけ体験させてもらった。これを踏まえ、スロヴェニアでも採蜜活動をし、日本とスロヴェニアとの違いを感じたい。*巣箱の向きなどすでに知識としては違いを知っているが実感することが大切だと思っている。
ご当地はちみつのこと
産地によって味わいが違うのはどんな食べ物にも共通している。ワインであれば、どんな産地でどんなブドウかで味が変わるように。であれば、はちみつだって味が違う。
今は、「スロヴェニアのはちみつ」として6種類のはちみつ(もうすぐ「そばのはちみつ」が加わって7種に)を扱っているが、これに加えて「ご当地はちみつ」を扱いたい。その為にも今回は可能な限り各地のはちみつを試して回りたい。
何がお墨付きか?
はちみつのことをだいぶ書いたのでつい満足してしまったが「何がお墨付きなのか?」肝心のことを書き忘れていた。
冒頭に書いたように僕はマウンテンランナーだ。競技のために転戦し、家を空けることもしばしば。しかし、子どもを授かり歳を重ねたこともあり、その頻度は減っている。そのような状況で今回は、「はちみつ屋さん」として渡航する(もちろん走るけど*ここ大事)。それもあって妻から初めて渡航を公認してもらえたように思う。その意味でも、ぜひとも実りある渡航にしたい。
今回の渡航は、はちみつの奥の深さや養蜂にまつわるたくさんのことを全身で感じる渡航にします。なる早でnoteも更新しますので、お楽しみに!
【お知らせ色々】
・9/24(日) 第8回NAGANO Jr TRAILRUN
兼 U-15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ in 富士見高原(受付中)
・10/15(日)第15回TOKYO Jr TRAILRUN
兼 U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ(受付中)
・11/5(日) 逗子トレイル駅伝2023(受付中)
「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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【スロヴェニアに対する旅の記録】
◎スロヴェニア紀行(旅の記録色々)
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