超かんたん!タオル一枚で姿勢を改善。オフィスに居ながら自分で肩コリ・腰痛をケア。

今回は肩コリや腰痛の原因とも言える ”姿勢不良” について解説し
ご自身で簡単に取り組める、タオル一枚あればどこでも出来る
そんなストレッチをご紹介いたします。

結論から申しますと、肩コリや腰痛の改善には
胸椎の伸展 & 胸郭の水平伸展 が必要です。
では一つずつ解説します。


1、胸椎の伸展
これは脊柱・背骨のことを言います。 その中でも胸椎といって
胸のレベルにある12個の背骨の部分になります。
人間の脊柱には生理的な弯曲が元々備わっており、真っ直ぐではありません。
特に胸椎は ”後弯” といって、後ろに丸くなる弯曲になります。
元々丸く形作られているのに付け加え、現代のパソコンやスマホにより
人間の体、特に背中が丸くなる姿勢に陥ってしまいます。
この姿勢では頭が前下方に垂れ下がるように、首や肩、背中に負担がかかる
事がお分かりいただけます。

2、胸郭の水平伸展
これは胸あたりの胴体になる 胸骨や肋骨、からなる
肺などの臓器を取り囲むカゴの様な部位を言います。
この胸郭も肋骨の間が広がったり、狭くなったりし
動いているのですが、一番短に感じていただけるのは
呼吸運動に伴って、このカゴが広がったり閉じたりするのが
お判り頂けると思います。

しかし肩コリや腰痛でお悩みの方で、多くの方がこの胸郭の
可動性に問題を生じています。
胸郭が広がらない事で、背骨(胸椎)が伸びず、その逆も多い…
その原因により横隔膜が動かず、呼吸も浅くなり、酸素不足に陥っています。
日中にやたらと眠い… 朝起きても疲れが取れていない…
気づいたら口で呼吸している… など 胸郭が開かない事で
様々な現象につながっているのです。
酸素が取り込めない事で、脳が酸素不足になっていると
思考能力や判断能力にも影響を与えており、そんな状態では仕事の
質が上がるはずありませんよね。

3、具体的なストレッチをご紹介
今回の動画ではこの 胸椎の伸展(伸び) & 胸郭の水平伸展(開き)を
改善する方法を紹介しています。
・椅子に腰掛けて行います。
・タオル一枚をご用意ください。
方法はとても簡単です。 仕事の合間や休憩時間に2〜3分あれば、
背中や胸がスッキリし、呼吸もしやすく爽快に気分になっていただけます。
出来るだけ体の力を抜いて、背中や胸の筋肉が気持ちよく伸びている様に
おこなってください。



写真で示されている様に 骨盤を植木鉢に例え

その植木鉢を前後に傾ける様に動かします。

特に悪い姿勢(デスクワーク中に背中が丸くなった状態)では

植木鉢が後方に傾いた状態です。

この植木鉢を先ずはしっかりと立てる事がポイントです。

そうする事で、植木鉢から生える植物が真っ直ぐに上に向かって

立ってくれるのです。

姿勢 比較

骨盤を正しい位置に立てて、背骨も姿勢が改善されるのです。

その為にはここでご紹介するストレッチで、背骨、胸郭を

しっかりと動かしましょう。

詳細は動画にてご覧ください。

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