ダイエット?減量?は格闘家に学べ 食事編
引き続き、
佐々木豊さんの『なぜ格闘家は3時間で3Kg体重を落とせるのか?』という本からダイエットに関するノウハウを、紹介していきます。
前回、体脂肪をコントロールするには、代謝を循環させていくことが大事、とお話しましたが、
では、実際、具体的には、どうすべきかを、今回紹介させていただきます。
この本では、食事の点からアプローチしていきます。
食事の基礎
1.炭水化物は過不足なく摂る
無理な炭水化物のカットでは、脂肪燃焼には向きません。カラダは炭水化物を絶たれてしまうことで、エネルギー源がはいってこず、飢餓状態(緊急事態)に陥ったと察知します。
そうすると、まずは自分の筋肉を糖に分解して、この緊急事態を乗り切ろうとします。
脂肪がつかわれるのは、そのあとです。
最低でも1日3回は炭水化物を、摂ることです。
また、食後の血糖値は4〜6時間で最低ラインに達してしまいます。
血糖値が下がりすぎるとカラダは飢餓状態と察知し、代謝が下がり脂肪燃焼効率が悪化してしまいます。
なので、血糖値を下げすぎない工夫として、4〜6時間ごとに摂取するよう食事を組み立てます。
2.低脂肪かつ良質のタンパク質を適量摂る
タンパク質の量の目安は体重1キロに対して1〜2グラムです。
たとえば、体重60キロの人がタンパク質を取る目安が60〜120グラムです。
100グラムあたりのタンパク質の含有量はこちら。
*とりささみ 24.6g
*鶏むね肉 皮なし 24.4g
*豚ヒレ肉 22.7g
*牛ヒレ肉 20.5g
*アジ(焼) 25.9g
*まいわし(焼) 25.3g
*かつお 25.0g
*まぐろ(赤身) 21.6g
*鶏卵 12.3g
注意することは、目安については、あくまで平均値。なので、自分に最適な量を、設定する必要があることです。
タンパク質は、過剰に摂取された分はそのまま、脂肪に合成されます。
3.野菜はたくさん
野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれてます。
ビタミンミネラルは、体内に取り込んだ栄養素をエネルギーに変換していく代謝に大きくかかわります。
野菜不足は、エネルギー変換の効率が下がり、脂肪の不完全燃焼をまねきます。
また、食物繊維は、腸内の残留物を便として排泄るので、重要です。
4.水は最低2リットル
実は水をしっかり摂取するメリットは、水分をカラダ中に運ぶ作業が発生して、消費カロリーを稼ぐ効果も。
さらに、カラダにたまった老廃物を排泄しやすくなります。
5.ジャンクフードからは逃げる
ジャンクフード=代謝を下げる、です。
とくに、スナック菓子はビタミンB群が消費され、疲労回復が遅れます。
また、ジャンクフードは、塩分も高いため脂肪燃焼を鈍らせます。
体の塩分濃度が濃くなると、体が水分を溜め込み、むくませることで体内塩分濃度を薄め緊急事態に対処してます。
てなことを意識して、減量に取り組んでいきましょう!!
では!