助けてくれ!アニメ映画「バッドガイズ」が良すぎたんだ
助けて!!
良すぎたんだよ、これが!!ねえ!!!!
もしかしてこれ藤宮のためにつくってくれたのか? と思いながら観ていました。あまりに好きな要素が多すぎる。
皮肉屋っぽい狼。(でも根はいいやつ)
オーシャンズシリーズみたいな、悪党たちが活躍する話。しかもその悪党たちは仲良し。
「もしかすると自分も良いやつになれるかもしれない」と思う主人公(狼)と、「あいつが良いやつになってしまったら、置いていかれるかも」という言いようのない不安を感じてブチ切れる蛇との友情。
かっこいい音楽。
古今東西「悪者」として描かれてきた狼と、その仲間たちである蛇、ピラニア、サメ、タランチュラがメインキャラ。
改心したら逮捕しないと言われて、みんなで改心したふりをするも、「あれ? もしかして善人になるのって、結構気持ちがいい……?」と気づき始める話なのですが、この「善」と「悪」がちょうど良い塩梅なんですよね。誰しも悪人であり、善人でもある、ということが、シュールなギャグと一緒に、スタイリッシュにえがかれています。
ちなみに初っ端から「めっちゃオーシャンズ11だな」「ここの動きルパン三世だな」「ここはオーシャンズ8だな」とか思いながら観ていたのですが、監督のインタビュー記事を読んだら、どれも参考作品にあがっていました。あと、日本のアニメにもたくさんインスピレーションを受けたとのこと。なんか嬉しい。
本作の原作は、海外の児童文学だそうで……。
映画があまりにもよかったので、うっかり一巻だけお迎えしてしまいました。まだ途中だけど、映画よりも目がキマっているうえに、全体的にもふもふしていて、これはこれでかわいい。
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書いてみたいもんだぜ……いい文章、ってやつを、サ。