パーソナルトレーナー藤井自伝212
簡単に取り組めてすぐに痩せる3つの食事
今回はダイエットやるぞとストイックになりすぎなくても、普段の生活習慣の中ででちょっとの工夫をするだけで簡単に痩せる食事について解説していく。
まず痩せる食事とは、代謝を落とさない食事のことである。
ダイエットをしている人や普段の生活の中で代謝を落としてしまう食生活の原因とはカロリー不足や栄養の偏りである。
特にダイエット中においては食事量を減らし過ぎてしまい、カロリー不足で代謝が落ち、食べてないのになぜか痩せない、という状況に陥ってしまう方は意外にも多い。
だからこそ食事量とカロリーにはまず注意を払うべきである。
そして次に食欲を安定させる食事である。
食欲はエネルギー摂取のトリガーであるとともに、必要な栄養を確保することや、エネルギーの消費や蓄積とも密接な関わりがある。
そのためには体に必要なタイミングで必要な量を適切に摂取していくことが肝要である。
それらを踏まえた上で痩せる3つの食事についてご紹介していく。
1つ目が主食の置き換えである。
具体的には主食をタンパク質な豊富な食材である肉・魚・卵・大豆製品に置き換えるだけだ。
これをするだけで、体的には同じ食事量を食べて同じ満腹感なのにも関わらず低カロリーにすることが可能なのである。
また、タンパク質は糖質と比べて約5倍も食事誘発性熱産生という代謝が高い。
さらにダイエット中に落ちてしまいやすい筋肉の維持にも役立つ。
つまり代謝を上げて痩せやすく太りにくい体にするのだ。
2つ目が低GIの主食にすることである。
低GIの主食にすることで血糖値の上昇が緩やかになり、急上昇の抑制になり、脂肪になりにくく食欲も安定させることができる。
更に朝に水溶性食物繊維を10g程度摂取するようにするとセカンドミール効果で1日を通して血糖値を安定させることができるのだ。
3つ目が夜の主食を半分にすることである。
血糖値の上がりやすい夕食を低カロリーかつ低糖質にすることで、睡眠中を含めた朝までの休息時間に内臓が休まり翌日の朝食でのインスリンの働きが良くなり消費効率の良い状態になる。
更に睡眠中に腸が休まり良質な睡眠も得やすくなるため、睡眠中の脂肪分解や脂肪の燃焼が活性化し、痩せやすい睡眠を摂ることも可能になるのだ。
また、良質な睡眠によって疲労やストレスも抜けていくことで、代謝も上がり自律神経も整い痩せやすい体質を作っていくことができるのである。
主食を摂らなくても良い人や主食は摂りたい人どちらにも対応できる食事になっているので、自分が無理なくできる食生活をすることが重要である。
続く