みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
きょうのテーマは、「資金繰り」です。
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◆資金繰り相談
よろず支援拠点で日々相談対応している中で、最近「資金繰り」相談が増えてきたと感じています。
以前コロナ融資を借りて資金繰りを立てたが、元金返済据置期間が終了し、いよいよ返済が始まるがまだ返済できるような状況にない。どうしたらいいのか?
コロナ融資はそのときは売上が下がってなく借りられなかったが、今になって売上が激減、でも金融機関が貸してくれないので困っている。
などなどです。
◆資金繰りを立てるって本当に大変
私は元銀行員で、いまは経営コンサルタントをしています。
銀行員時代には、窓口で資金繰り相談や融資相談に応じてきました。
その際に、業況や資金繰り状況を把握するため、決算報告書や試算表をお持ちいただき、ヒアリングなど行ってきました。
でも資金繰り表を作成している企業さんはその当時はとても少なかった記憶があります。(いまはそんなことも少ないのでしょうけど)
審査する側からみると、お金を借りるのに自分の資金繰り状況を資金繰り表など作成し把握できてないのか?といとも簡単に考えていました。
でも、立場が変わり、よろず支援拠点で日々事業者の方から資金繰り相談を受けていると、資金繰りを立てるのって、本当に大変なことなんだなあと、改めて感じています。
◆ドンブリ経営の「ドンブリ」ってなに?
みなさんはドンブリ経営の「ドンブリ」ってご存じでしょうか?
よく、ラーメンどんぶりなどをイメージされる方も多いと思います。
実は「ドンブリ」とは、商人の方が身につける前掛けに付いているポケット部分のことを指すのです。
1日の商いを現金で売り上げたものを入れたり、仕入れた商品の代金をそこから支払う。でもそれだけでなく、家計の生活費や子どもが通う塾のお金などもポケットから出していました。それで、1日の商いが終わり、残ったお金がいくらなのかをポケットから出して今日の商いは締めてこれだ!と。
これでも、お金が残っていた状態で終わるなら結果オーライとも言えた。
でも、お金がすっからかんとなってしまったら、さすがにまずいでしょ💦
◆超・ドンブリ経営のすすめ
さすがにここまでドンブリな方も最近では少ないのかもしれません。
でも、お金には色はないとはいうものの、まずは
お金に目的別に色をつける
ことは必要ではないかと考えます。そこで、
【お金のブロックパズル】
これは、わたしが現在学んでいる、キャッシュフローコーチ養成塾を主宰されている、和仁達也先生がつくられたものです。
この1枚の図で、とてもわかりやすく会社のお金の流れが把握できるという、優れものです!
資金繰り表作成はハードルが高いと感じられている事業者の方は、ぜひこの「お金のブロックパズル」からはじめてみてはいかがでしょうか?
和仁達也先生の著書
「超★ドンブリ経営のすすめ」
サブタイトルにもついているように、お金の流れが一目でわかります。
ぜひご一読ください!