仕組み化の功罪→メンタルで縛れ!
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
きょうのテーマは、「仕組み化の功罪→メンタルで縛れ!」です。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
仕組み化
まず仕組み化をする背景としては、
仕組みをつくらないと現状を変えられないとか、
怠惰な方向へ流されていってしまうとか、
得たい成果にたどりつかないとか、
自分だけでは流れを変えることができないとか。
そんな背景がまずあって、現状を変えるには
なかば強制力を用いないとだめな状況に陥っている。
そんな状況を思い浮かべました。
つまり、自分じゃもうどうにもできない。
まわりも動かない。
なので、なかば諦めにも似た境地。
みなさんはどういう状況を思い浮かべますか?
仕組み化することでの功罪
➀仕組み化することの巧の部分
動かない、動けない現状にカンフル剤的な刺激を与えられる
現状を変えるきっかけになる可能性がある
社員の足並みが揃うきっかけになりうる
組織の動きとしてマニュアル化できる
➁仕組み化することの罪の部分
賛同できない社員が離散する可能性がある
成果が一過性になりやすい
組織が硬直化しやすい
柔軟な発想が出にくくなる
どちらかというとどうなの?
仕組み化には様々な功罪がある。
(ほかにもあるかもしれない)
で、どちらかというと、
現在では罪の部分のほうが大勢を占めるイメージが強い。
(個人的にはそう思う)
たしかに、以前はなんでもかんでも仕組み化すれば、解決!
みたいな組織コンサルもいるにはいたようだ。
でもいまの世の中、これだけ多様性が進んでいる組織で、
仕組み化はそもそも多様化に逆行していないか?
仕組み化によらない縛り方
つまり、なにが言いたいかというと、
ルールで縛るのではなく、メンタルで縛れ!
なにやってもいいだけでは組織にならない。
かといって、仕組み化という名のルールで縛っては
逆にかえって組織の硬直化に繋がりかねない。
だとすれば、ルールではなくメンタル面で一体化を醸成していく。
社長なり経営層の思い描く、ビジョン・パーパス・ミッションを
まずは膝詰めで、じっくり社員と向き合う。
当然姿勢とすると、説き伏せるのではない。
やりたいのは、この会社に入って社員の居場所をしっかり
見いだせるようにしてあげること。
ああ、この会社にいていいんだ、と。
しかも、やりがいも見いだせるようにしてあげること。
時間がかかるかもしれない。
けど、あなた自身もそうではなかったか?
先輩や同僚や上司からいろんな話しを聞いて
自分のなかで咀嚼したのではないか?
納得したのではないか?
やりがいを見つけたのではないか?
◆
昨日のコンサル先の経営者とのセッションを思い浮かべつつ、
そんなこんな、思い浮かべていたのでした。