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LISTENからの、幸せな孤独

みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!

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いよいよ「LISTEN」第5回目(最終回)、からの
「幸せな孤独」(前野隆司著)への展開となります。

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うわさを聞けるあなたには、すでに信頼がある


 それは第16章にありました。

人は最初は、さほど重要でも、デリケートでもない情報からやりとりを始めます。
そこからお互いに気配り、思いやり、分別などを身をもって示し、相手の信頼を得て関係を深めていきます。信頼関係を深めてはじめて、より重要なやりとり(すなわち、他の人にはしないような話)をするようになっていきます。
ということは、「聴くこと」それ自体があなたの徳の表れなのです。話し手にとって、もっとも大切な情報をやりとりするにふさわしい者である、ということなのですから。

太字は筆者

「聴く」
この本では、聞き手がいったん自分の判断を留保して話し手の見ている景色や感じている感覚に意識を集中させる姿勢のことを「聴く」として、話し手の語る内容を「私の考えと合っている・違う」などと自分の頭の中で判断しながら聞く姿勢である「聞く」と使い分けて表現しています。

誰の話を「聴く」かは自分で決められる 


「聴くことは、それ自体が徳の表れ」ということはわかりましたが、もうひとつ気になったのがこれでした。

聴くということをするかしないか、私たちは毎日、自分で決めることができます。「聴く」などたいしたことではないと思うかもしれませんが、どれだけしっかり聴くか、誰の話を聴くか、どのような状況で聴くかは、あなたの人生の進路を良くも悪しくも決めてしまいます。

「はじめに」より

そして締めくくりのことば 

最後に、この本の最後に書かれていたことをご紹介して終わりにします。

よく「今は話せないの」という人はいますが、この意味するところは「今は聞いていられないの」ということです。そして多くの人は結局、聞くためにわざわざ時間をとるなどしないように思えます。
でも、私たちが皆、人生でもっとも求めているのは、人を理解し自分を理解してもらうことです。
これが、唯一実現できるのは、急がず、じっくり「聴く」時間を意識的にとるときだけなのです。

第18章『「聴くこと」は学ぶこと』より


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いかがだったでしょうか。

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年末の日経新聞に、「孤独感」は働き盛りで顕著に増えているという、とても心配な記事が出ていましたので、noteに書きました。

と思っていたところ、前野隆司先生の最新刊『幸せな孤独』が出版されたということで、早速手に取りました。

題名からして気になる、気になる。

ぱらぱらめくっていたら、

日本人にコミュニケーション力を重視しない傾向があるのは、「言わなくても伝わる」という文化が根強く残っているからです。

言わなくても伝わるから、「聴く」こともおろそかになっているのか?

気になる。読み進めて、またご紹介したいと思います。

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