好むと好まざるにかかわらず・・・
みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!
タイトルに「えっ、なに?」とおもわれたと思います。
これだけだと対象が幅広く、なんだか掴めないけど、
(好むと好まざるとにかかわらず)「〇〇になっているとか、〇〇を余儀なくされている」とかぐらいまでは、言葉からお感じいただけると思います。
きょうも『小売の未来』からです。
ここまで書くと、だいぶ焦点が絞られてきて
「あっ、その手の話しなのね!」と察していただけるのだと思います。
でもこれでもまだ焦点合ってないですけれど💦
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ということで、本題に入ります。
「すべての企業は『体験企業』である」
この本では第6章になります。
本来であれば、この章の前には
巨大怪物(アマゾン、ウォルマート、京東、アリババ)に狙われないために「新しい時代を生き残るリテールタイプ」の10類型や、さらに「価値」を生み出す4つの領域やその掛け合わせで、差別化を越して「支配者」になれ!
という、本書のメインテーマが書かれているのですが、ネタバレになるのでご紹介するのはやめます。
ぜひお手元に取って10類型や、4つに区分する妙や策をお読みになり、感じてください。とても興味深いです!
◆
わたしがなるほどと思ったのは、そこじゃなくてつぎのフレーズでした。
どの企業にも当てはまるフレーズがある。
好むと好まざるとにかかわらず、すべての企業は「体験企業」なのである。
取扱商品や対象顧客の違いも関係ない。ただ、顧客がいて、顧客が何らかの体験をする以上、偶然か計画的かに関係なく、それはもうすでに「体験ビジネス」なのである。
続けて、
毎日世界中でブランド各社が店を開け、そこで来店客がどんな体験をするのかは、すべて成り行き任せになっている。
言ってみれば、店というのは、その気があろうがなかろうが、自社のブランドを見てもらうために、毎日何時間も生のCMを放映し続けているようなものである。
でもそれじゃいけない、もったいない。ということで、
シェイクスピアの『ハムレット』が単に言葉を適当に書き連ねて本に仕立て上げられたわけではないように、優れた体験も単なる素材や動きを適当に切り貼りして生み出されるわけではない。
あなたのブランドが生み出す体験は、丁寧に作り込まれた舞台芸術と同じように扱われなければならない。
第1にして最も重要な鉄則は、優れた体験は例外なく計画に沿ってつくられる。成り行き任せや解釈の余地は一切ない。
第2に、優れた体験は、細部にとことんこだわった成果である。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
いかがでしたでしょうか。
さらに、優れた体験にはどんな業種でも必ず見られる、
5つの重要な特徴があるといいます。
ということで、ちょうど1,000字超えましたので、
続きはまた次回にしたいと思います。
どうぞお楽しみに!!
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