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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!

今朝は起きたら雨が降っています。しかも結構強く。屋根に雨音が響くくらい強く降っています。みなさんのお住まいではいかがでしょうか。

さて、きょうのテーマは、「伝わる伝え方」です。

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伝わる伝え方とは


「アサーション」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
アサーティブ(assertive)=率直な、対等な 
こうした観点から自己表現をするためのコミュニケーションスキルとされています。

相手を傷つけず、しかもこちらの要求もしっかり伝える

すなわち、「伝わる伝え方」

これがアサーションとされています。

日本人の場合、相手を傷つけないようにとか、相手への文句や不満とかの言いづらい内容ははっきり伝えずガマンしてしまうとか、ガマンの限界を超え、相手を傷つけ攻めるようなセメル伝え方をしてしまうことがあります。

でも、ガマンでもなく、セメルでもなく、イヤミにも聞こえない
そんな伝わる伝え方があるというのです。

アサーションの例


「アドラー心理学✕幸福学でつかむ!幸せに生きる方法」

この本の中に、アサーションの具体例として「エアコンの温度設定」が、共同著者の前野隆司先生と平本あきお先生の会話として出ていました。

➀ガマンの伝え方 ←傷つけないが、伝わらない
 前野「快適ですね」
 平本「そうですね・・・」(考え込むような表情とトーン)
②セメル伝え方 ←伝わるが、傷つける
 前野「快適ですね」
 平本「そんなことないですよ。こんなに暑いのにおかしいんじゃないです
    か?冷房かけないと気が狂いそうですよ」
③イヤミな伝え方 ←遠回しに伝えたつもりで、傷つける。非常に不愉快な
 気持ちにさせる。
 前野「快適ですね」
 平本「そうですか?他の人はどうでうかね?みなさんは暑いと思いますけ
    どね」
④ツタワル伝え方 ←傷つけないで、伝えられる。
 前野「快適ですね」
 平本「前野さんは、快適なんですね。・・・じつは、私は暑いんですよ。も
    しよかったら、温度調整を相談できませんか?暑いのが苦手でし
    て」

「幸せに生きる方法」より

うーん、なるほどですね。④のツタワル伝え方、とてもいいと思います。
でも最初から上手くいかないような感じもしました。

伝わる伝え方のステップ


そうなのです。アサーションにもステップがあると書いてありました。

◆ステップ1=「私メッセージ」(私はこう感じる)で伝える
順序として、事実、私の気持ちとリクエスト、理由の順で。
◆ステップ2=相手の気持ちを聞く
「あなたはどう思う?」と対等な立ち位置で、こちらのメッセージを聞いた感想を共感しながら聞く。
◆ステップ3=一緒に考える
どうするかを、一緒に考える。

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いかがでしたでしょうか。
このnoteブログを書いているうちに、雨も小降りになってきました。

さあ、きょうはこれからよろずでお仕事です!
伝わる伝え方を意識したいと思います。


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