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「共体験」価値の共有
みなさん、おはようございます。フジガッキーです!
発熱後、昨日はお休みし家でゆっくり静養したため、今日はスッキリと回復しました。
昨日静養中に家で、
『ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力』(本田哲也著)
という本を、寝たり起きたりしながら読んでいました。
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発熱した日の午前中に、ある経営者の方と面談していましたが、本の中で出ていたことがちょうど起こった気がしました。それが、
「共体験」(Collective Experience)
つまり、「同じ空間で、同じ時間に、同じことをする」という体験。
たまたま経営者の山深いお住まいの地域とご縁があり、家族で夏にほぼ毎年訪れており、共通の知り合いのお話から豊かな自然(川や山、鍾乳洞などの観光資源など)のお話しで大変盛り上がり、その経営者の方との距離がぐっと縮まった気がしたのです。
正確には「同じ時間とか、同じことをする」には、多少ずれがあるかもしれませんが。
本の中では、「共体験」と「共感」との違いについてこう記されています。
「共感」と何が違うのかという質問を頂くことがある。僕は「共体験」と「共感」の決定的な違いは、そこに「価値共有」があるかないか、だと思っている。
そして、「共体験」よりも「共感」の方が比較的起きやすい。例えば「あの人が言っていることには共感するな」とか、「この歌詞のこの感じ、わかるな~」など、「共感」はどちらかというと「なんか、いいな」くらいの軽さの、一過性のものだと言っていいだろう。
対して「共体験」は「価値を共有する」ことがポイントで、集団内での、ある種の価値やアイデンティティという要素が入ってくる、深くて持続的な結びつきにつながる体験である」
この箇所を読んだときに、先ほどの経営者のお住まいの地域を媒介にして、「共体験」に近い体験をした感じがしたのです。
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この本では、「共体験」については、PART1「なぜナラティブが求められるのか?」ーニューノーマルの3つの変化 という文脈で出てきます。
このパートの結論的には、
企業、ブランドは「共体験」を見つけることが非常に大事で、しかも見つけるだけでなく(見つけるだけでは一方通行)、自らも共体験者の一人になって、「共体験」の輪に入っていかなければならない。
ということです。
経営者との面談を踏まえて、とても理解ができた点でした。また体調に合わせて、どんどん読み進め、ご紹介していきたいと思います。お楽しみに!
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