クイックレスポンス
みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!
きょうのテーマは「クイックレスポンス」です。
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クイックレスポンス(QR)
QRとは、消費者ニーズに対応するため、メーカーと小売業が手を組んで、製品の生産から販売までのサイクルを短縮して、短納期を実現するとともに、流通在庫の回転率を高める手法を指し、1980年代に米国のアパレル業界で最初に行なわれたといわれています。
そしてQRは、できるだけ実需(実際に商品を消費者に販売する時期)に近い時点に生産開始時期を先延ばしするという、延期の原理に基づく手法です。
このためQR実現には、小売での店頭販売情報をメーカー側にタイムリーに提供する情報共有化が前提となります。
以上のように、もとはアパレル業界の戦略用語ですが、すぐに返事が返ってくるなどの反応の良さを指して日常的に使用される言葉としてすっかり定着しています。
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昨日は、ある製造業の会社を訪問し、経営者の方とお話しをする機会がありました。
その製造業の会社さんとは、別の企業さんが持つニーズをこの製造会社でできないかとこちらが提案していたものです。
案の定、「オーダーを出した翌日には納品いただいた。びっくりした。仕上がりも素晴らしい。」と別の企業さんから感謝のご連絡がありました。
その話もお伺いするために訪問したというわけです。
「相手も多分すぐにほしいと困っている」
企業さん同士でいつくらいまでにこのような仕様でとかオーダー内容の情報共有はしたのでしょうけど、相手の状況を考慮して前倒して即納をしたといいます。
すばらしいじゃないですか✨
いま、コロナの影響を受け大変厳しい状況にあるといいますが、そうした中でもクイックレスポンス。
とても勉強になりましたし、学びました!
わたしもメール返信など、あまりためずにレスポンスよく返信したいと思います。
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そういえば、今日は冬至ですね!
「冬来たりなば、春遠からじ」
今夜はゆず湯♨にでも入りたいと思います。