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離婚とお金

離婚協議中で、養育費など金銭面の取り決めをするために情報収集をしているところです。

ChatGPTをはじめ、リサーチと資料作成はAIちゃんにお世話してもらってるものの、やはりメンタル的な負荷は高い…。

特にお金の話は、生活に直結するのでエネルギーがいるなと感じています。

今日は備忘的に、お金の話。


養育費とは何ぞや

ありがたいことに(なのか、当然ながら、なのか)、「養育費を渋られる」「養育費をはぐらかされる」ということはなく、夫が養育費を支払う前提で金額面での話を進めることができています。

離婚条件の大枠で合意を取る際、養育費の算定については、先方から「学資保険の支払いを差し引いたものを年収として、養育費を算定したい」という要望がありました。(学資保険については、これまで通り夫が支払いをおこない、全額を子どもたちの学費に充てることで合意済み。)

てっきり、源泉徴収票や所得証明書に記載してある年収で養育費を算定するものだと思い込んでいたので、「差し引き?」と疑問に思い、ChatGPTに聞いてみました。

養育費は基本的に子どもの日常生活費に対する負担を考慮して算定されるものであり、学費や学資保険のような特別な支出は通常、別途取り決めを行います。

とにかく額的に大きいのは学費なので、「学資保険を含めて別途取り決めるのが通常」ということを、根拠も合わせて提示して、「養育費は養育費、学費は学費」みたいな取り決めをしたいと思っています。

ちなみに、「養育費とは何ですか?どのように決めるものですか?」と聞いてみると、下記の答えが返ってきました。

養育費とは、離婚後に非監護親(子どもと一緒に住んでいない親)が子どもの生活費や教育費の一部を負担するために支払うお金です。養育費は、子どもの生活を安定させるために必要な費用であり、子どもが自立するまで(通常は18歳または高校卒業まで)の期間にわたって支払われることが多いです。

養育費の決定方法

養育費の金額は以下の要素を考慮して決められます。
双方の収入: 夫婦それぞれの年収や収入状況が最も大きな基準となります。日本では、裁判所が用意する「養育費算定表」が広く使われており、これは収入と子どもの数・年齢に基づいて養育費の目安を示します。
子どもの年齢・人数: 子どもの年齢によって必要な生活費や教育費が異なるため、年齢や兄弟姉妹の有無も考慮されます。
特別な事情: 子どもに特別な医療費や教育費が必要な場合など、通常の生活費以外の費用も考慮されることがあります。
双方の合意: 養育費は夫婦間の話し合いで決定することもでき、その場合は公正証書にしておくと、支払いが確保されやすくなります。もし合意が難しい場合は、家庭裁判所に調停や審判を依頼することができます。

公正証書をつくることも合意済みなので、協議にて養育費を決定して、それを公正証書にする流れになりそうです。

養育費は「払いたくない」もの?

養育費の支払いが発生する前提で話が進んでいるのはありがたいのですが、夫からの返答の端々に「なるべく金額を下げたい」という意図を感じています。

養育費以外にも、進学時の学費のことや、急な病気や手術などで大きなお金が必要になった時のことも決めなければいけないので、どのようにアプローチすればこちらが不利にならずに金銭面の話を進めることができるのか、過去の夫とのやりとりを思い出しながら考えています。

こればっかりは、一般的にどうこうよりも、相手の個性や癖をいかに理解して訴求するかがポイントになると思うので、過去に10年単位でコミュニケーションの試行錯誤を繰り返した経験を存分に活かしたいところ。

たぶんですが、養育費を「残高から減る数字」として捉えてしまうと、金額の増減にすごく敏感になるのだと思います。真面目に仕事をしている人ほど「コストダウン」という意識が働くような気もします。(夫はたぶん真面目な仕事人なので、コストダウン意識がありそうだと推測中。)

個人的には、養育費は「子どもたちに対する責任の数値化」だと思っているので、子どもたちの父親であり続けるために必要な投資だと捉えてもらえるとありがたいな、と思いつつ、これを言えば「価値観を押し付けるな」と反応されてしまいそうなので、いかに感情を排除して「論拠+事実+結論」で話ができるか、その辺りを考えたいです。

私自身の、子どもたちの親としての感覚は、「子どもたちが少しでも良い暮らしができるようにしたい」「お金の面で子どもたちに心配かけたくない」「支払う額を減らすより、自分の収入を上げて対応したい」という感じですが、そこは同居親と別居親でどうしても異なってくる部分でしょうか。

育児が自分事か他人事かの違いもあるかもしれないですね。

十分な安定収入を得ることの難易度

仕事やキャリアの悩みや壁は本当に人それぞれなので、他人と自分を比べるのは非常にナンセンスであることを百も承知で言うのですが、「離婚後の夫(健康な単身男性)」と「離婚後の私(子ども2人を抱えたシングルマザー私)」では、十分な安定収入を得ることの難易度がだいぶ違うと思っています。

私の方が、難易度が高いと思っています。

今でも、これから子どもたち2人を育てていく私の方が年収が低いです。結構頑張ってきたつもりだけど、それでもだいぶ低いです。収入が上がる見込みも、勤め先を比較すると私の方が明らかに薄い。(夫は、いわゆる”優良企業”に分類される会社に勤めている。)

フルタイムでガツガツ仕事をしていると、私は「ママなのにすごいね」とか「ママでそんなに仕事して、大変だね」などと言われたりします。夫はたぶん、「パパなのにすごいね」なんて言われたことがないと思う。

会社員として働くことを決めた以上、環境を選ぶことを含めて「自分の人生なんだから自分で何とかしろ」って話だと思うし、だからこそ働き方を変えたり収入を上げるのに躍起になったりしてきたけれど、こっちの方が明らかにハードモードな気がして、しんどく感じることがあります。「考えて行動するのはこっちばかりなんだよな」と、正直思います。

でも、離婚をしたいのは私。

自分の人生を変えられるのは自分だけなので、「じゃあ、どうするか」で考えていかないといけないのだと思います。

お金に遠慮しない

あと、うちの家庭事情を知っているメンター的な方に言われているのが「子どものために、もらえるものは全部もらった方が良い」ということ。

養育費も、公的な援助も。

そのメンターの方は、ご自身が母子家庭で育っていて、母親が金銭面で苦労している姿を見るのがとても辛かったと話してくれました。どうしても「母親を苦労させた父親」という認識になってしまうそうで、「個人的には」という前置きがありましたが、「子どもと父親の関係を良くしておきたいなら、父親にしっかりと養育費を払わせた方が良い」というアドバイスもいただきました。

少し前までは、お金の話をすることに、後ろめたさや恥ずかしさを感じていましたが、働き方を変えて仕事で金額面での交渉をするようになってから、その感覚がだんだん薄れてきています。

「お金のことこそ、忖度せず、明確に、フェアにした方が良い」と感じているので、離婚においても、遠慮せずにお金の話をしていきたいと思っています。



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