挑戦してみる自由律俳句(5)
★凌霄花(のうぜんかずら)の橙色が白い塀からこぼれ落ちている
夕方近辺を散歩する。高い塀から顔を覗かすたわわに咲いた凌霄花。白い塀からくっきりとオレンジ色の顔が夕陽が落ちた街に美しい。
★ドア開けてバーべギューの匂いするカレンダーはゴールデンウィーク!
家に一人で じっとしていると、うっかり曜日もカレンダーも意識しなくなる。意識しないと曜日もカレンダ―も分からなくなってくる。ちょっと油断した季節にゴールデンウィークがやって来ていたのに気がつかなかった。玄関のドアを開けてやっと気がつく「時の流れ」 ああ、家族の集まり!
★熱烈な頬ずりと頭突きで起こす猫
朝の目覚めは 覚醒は猫の挨拶で完璧になる。愛されている喜び?
★添い寝してそっと立ち去る猫のやさしさ
もう15年、相当な年齢のニューハーフ。24時間ほとんど寝ている毎日そんな中、私の寝る時と起きる時は 必ずやって来て、彼独特の控えめなやさしさにホロリとする
★目がさめて浮かぶ言葉をメモをする猫はシッポでリズムとり
枕元にメモ用紙とボールペン、思いつくままメモをする。私を起こしに来た猫は 布団の上という一番気持ちのいい場所を知っていて、そこでくつろいでいる。シッポを あっちへポタン、こっちへポタン!と揺らしながら…
★電話での一日のスケジュールを聞きながら彼女のその日を想像する
単調なシングル生活、どのように過ごしているのか?自分を重ねる。
★一人暮らしは気楽やろ?うーん、そうかなあ… スイカにかぶりつく
気楽なことは 気楽だけれど、そんな気楽だとも 思えない。けれど 食べ物には 気兼ねなく大胆に!そこが 醍醐味?
★大きな大きな「線状降水帯」きっと、是が起こったのだ「ノアの箱舟」
疑っていた聖書の中の話は 本当にあったのかもしれない。いや、本当にあったのだ!と 思い始める
★平和の中の日本は非常事態の日本を想像できずにいるようだ
後手にしか動けない、先手は打てないのか?
★ボーボワール「女性の老い」楽しみにしている「100分で名著」
久しぶりに「興味」という電光が走った「問題意識」