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カレンダー

 今年のカレンダーも 1枚を残すのみとなりました。
私の部屋のカレンダーは 大きな升目の味気ないカレンダー
でも、それを遡ってめくる度 何かしらの書き込みで、真っ黒になっている
これが 私の1年なのだ!と、思うととても考え深い。
今年も いろんなことがありました。
あと2か月したら 82才を迎える私です。
どんな年になるのでしょうかねえ

 今朝 ポストを覗くと新聞と一緒に白い筒のようなものが 配達されていました。何か?と思えば「カレンダー」じゃあ~りませんか!
ああ、そういえば 12月ももう半ばに差し掛かる日、そろそろ来年のカレンダーが来る頃なのだ。
 年々歳々カレンダーの数が減っていくことに 幾ばくかの淋しさを感じて
いた私には とてもうれしいプレゼントです。

 そういえば、1年に一回必ずカレンダーを持って来てくれる人がいる。
一人は この家の建築会社関係の人、家を建ててしまえば後は長年のお付き合いは途絶える。けれど、必ずカレンダーを持って来てくれるのだ。
長年そうした年月の末、私の家の塗装を彼をとおしてお願いをすることにした。
その時 彼は部署も変わっていたけれど、とても親切に対応してくれた。
1年に1回のカレンダー 長年の変わらぬ配慮が こうして又つながった。

そして もう1人、郵便局員だった彼が転職を相談してきた時 賛同した私が 彼の紹介で保険会社の保険に入ったことがあった。その人が、これも又忘れずに 1年の終わる頃カレンダーを持って来てくれるのだ。

私はいつも感動する。
「よう忘れずに持って来てくれはったねえ。うれしいわぁ、ありがとう!」

「継続は力なり」というけれど「人との変わらぬ繋がり」は 「福」を呼ぶということなのだ。と 改めて確信しし直した。

今年も もうそろそろ来てくれるはず、楽しみに待っていよう!
 





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