自分はULハイカーではなかった
ULとは「ウルトラライト」の事です。
つまり、ULハイカーとは簡単に言いますと超軽量な荷物で山を歩く人の事です。
ULの定義があります。
ベースウェイトと言われる燃料(飲食やガスなど)をのぞくバックパックの重量が4.5kg以下である事。
それで言いますと、自分は過去全ての山行でその条件を満たしてきました。
しかし、タイトルにある通り自分は“ULハイカーではない”と感じたのです。
なぜか。
目的の違い、真ん中に何を置くかの違いだと思います。
道具を軽くするのは手段でありその先に目的がある。
では、ULハイキングの目的とは何か。
結論、“ロングハイキング”だと思います。
つまりより長くより深く山や自然と一体になり歩き続ける。
そのために道具を軽くしているのだと思います。
では、自分の真ん中にあるものは何か。
ズバリ「写真」です。
先々月、カメラを失くし写真を撮らない山行を経験した事でより明確に思うようになりました。
山を歩く上で最も高揚する瞬間は“かっこいい写真”が撮れた時です。
つまり景色や山を歩く事自体に高揚しているのではなくその先にある写真を撮る事に高揚している。
もっと言うと、作品になり得る景色かどうか、アウトプットとして成立する体験かどうかが高揚するポイントになっている。
最近それをよく感じます。
正直なところ何日もかけて縦走したい気持ちはありません。1泊2日で満足です。
いい写真が撮れたら早く下山して編集したいです。
つまり「創作」が活動の真ん中にある。
その為に刺激的な場所、環境を選ぶ。
それが今は山である。
という事なのかなーと思っています。
そして、今考えている次なる刺激があります。
もちろん、未踏の山は引き続き登り続けます。
祭りや旅も面白そうです。
ですが今一番興味があるのは“ビジネス”です。
ビジネスと言うと大げさですが、要は自分の写真作品を販売する。
そのゲームが最大の刺激になりそうです。
まずは、現在制作中の写真集です。
製作過程から共有し熱狂を生む事ができるのか。
クオリティに関してはとても自信があります。
試作品を2冊作りました。
1冊目は以前、noteでも共有させていただきました。
具体的な戦略はまた別の記事で書かせていただきたいと思っております。
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