自動ウェビナー開催によるリード・商談獲得を整備する。
リード・商談獲得支援のマーケティングツールを提供するSmartApproachです。今回は、マーケティング領域の中でもSmartApproachが注力しているナーチャリング(育成)の領域から、自動ウェビナーによってリード・商談獲得を促進する方法について紹介します。
CRMツールとも連携できるBiziblというウェビナーマーケティングツールも登場しておりますので、今回はそちらを活用する流れをまとめております。
なぜ必要なのか?
直感的に利用価値を説明するのが難しいサービス、プロダクトの場合、ウェビナーによって新規リード獲得をしたり、既存リードも含めてウェビナーを通してナーチャリングを行い、商談化につなげていくやり方はとても有効です。
ただ、ウェビナーの運用は毎回ライブ配信で開催しているとかなり大変なので、放映用の録画素材を活用して自動開催することによって、毎月数回開催するだけでも大変だったウェビナーが、月に数十回〜数百回開催できるようになります。
何をするのか?
今回は、自動ウェビナー用の動画素材の準備、ウェビナー告知LPと申込フォーム作成、告知・集客・申込管理、自動リマインドメール配信、自動ウェビナー開催・アンケート収集、参加状況・アンケート結果によるリード評価までの一連の流れについてまとめています。
①自動ウェビナー用の動画素材の準備
まずはウェビナーの目的を設定します。新規リード獲得に重点を置くか、サービス・プロダクトの検討度を高めてもらい成約につながりやすい商談の獲得に重点を置くかのどちらかになることが多いです。
前者の場合は、業界トレンドの解説やノウハウ提供に近い内容になりますし、後者の場合は、課題とその解決策についてサービス、プロダクトの紹介も織り交ぜながら紹介する内容になります。
SmartApproachの例で言うと、前者であれば、なぜ顧客データの分析、活用の重要性が増しているのかや、そのために何を準備する必要があるのか解説したり、AIライティングを活用したコンテンツマーケティングの効率的なはじめ方というタイトルでマーケティングに関するノウハウを紹介する内容が考えられます。後者ですと、リード獲得、商談獲得に苦戦している方向けという課題を設定して、なんとなくではなくデータ分析して施策を実行しましょうという解決策を提示。そして、それを実現するためにはSmartApproachというツールもありますよという流れです。
②ウェビナー告知LPと申込フォーム作成
ウェビナー告知LPと申込フォームを作成します。自動ウェビナーなので、こちらの開催時間の制約があまりないかと思います。なるべく日程の候補日を網羅的に表示し、時間が合わないから参加を見送るという機会損失がないようにしましょう。
また、ウェビナーマーケティングツールを使用しない場合は、申込フォームからCRMツールに申込者情報が連携されるようにし、リマインドメールが配信できるようにします。
③告知・集客・申込管理
ウェビナー開催の2週間前を目安に告知、集客を行います。
新規リードを集めたい場合はFacebook広告のリード獲得広告などを活用します。(リード獲得広告は、Facebook広告に申込者情報が保存されますので、ツール側への連携設定が必要です。)
ウェビナーは、既存リードのナーチャリングにも活用できますので、商談化していないリードや失注したリードを中心にメール配信で、ウェビナーの告知を行います。
④自動リマインドメール配信
申込者に、ウェビナー開催日をお知らせするリマインドメールの配信を自動設定します。
⑤自動ウェビナー開催・アンケート収集
自動ウェビナーを開催し、終了後にアンケートへの回答をお願いします。
ツールを使用しない場合は、完全な自動化にはなりませんが、Zoom等を操作する事務局を配置して動画素材の放映と終了後のチャットへのアンケートURL投稿を行います。
アンケートの段階で、資料送付を希望するか、詳細説明を希望するかなど検討度、商談化の意向を確認します。
⑥参加状況・アンケート結果によるリード評価
ウェビナーの参加有無、アンケートの回答有無、アンケートの回答内容などから担当者が個別フォローして商談化アプローチをするリストと、メール一斉配信等でフォローするリストなどに分けます。
その後のフォローアップに関しては下記の記事を参照してみてください。
まとめ
CRMツールやMAツールを使うと、ウェビナーの自動開催からその後のCRM/MAツールからのフォローアップまでを簡単に実現できます。ウェビナー施策を既に実施しているが改善したい場合、ウェビナー施策に興味がある場合はぜひ試してみてください。
SmartApproachは、データ分析によってリード、商談獲得を支援するツールです。具体的な設定や運用方法でお困りの場合は、ぜひご相談ください。