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欲しい言葉だけに耳を傾ける【うつ、元不登校、大学生⠀】

 私は精神的にしんどくなったら、まず休んで、次に信頼している友人などに会いに行って、自分が欲しい言葉貰いに行きます。

 うつになってしんどかった時に、連絡がとれたり、会えたりした友達や一番最初に頼りにした母は、「頑張れ」とか「もう学校行けるんじゃない」とかは言わずに、「無理しないでね、連絡辛くなったら未読スルーでも大丈夫だよ」、「外出れそう?食べにいかない?」「大丈夫、ちょっとずつ出来ることからだよ」など私のことを尊重してくれて、いい距離感を保ってくれました。

 『見放されてない、待ってくれてる。』と私が感じられて、その事がプレッシャーにもならない言い方をしてくれました。

 頑張ってる私も、頑張れなくなってしまった私も受け入れてくれているんだと感じて、前向きに治療に取り組めました。

 誰かに相談した時に、「そういうことを言って欲しかった訳じゃない」みたいに感じた経験がある方はそれなりにいるのではないでしょうか。正論が聞きたかった訳じゃないんだよとか、それが出来たら苦労してないよみたいに。

 そこは考え方の違いによって生まれてしまうものなのかなと思います。なので、私は普段から意見に相違があるなとか、価値観が違うなと感じる人には、精神的に弱っている時は相談もしませんし、そのことについて出来るだけ言及しないようにしています。精神面に余裕がある時は、価値観の違う人の意見を聞いて取り入れるのもよいと思うんですが、ナイーブになっている時はそんなことはしなくていいと思います。

 結局、自分の人生で他の人か代わってくれる訳では無いので、自分が上手く前を向いて、立ち直っていけるように、動けばいいと思います。

辛い時は、本や歌でも、誰かの言葉でも、都合よく自分にしっくり来たり、助けてくれるようなものだけに目を向けたらいいです。

 なので、私も「言葉を紡ぐべき時間もあれば、眠るべき時間もある」というホメーロスの言葉の元、今日はこのまま寝てしまおうと思います。

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