「自分のためにやる」が一番難しい
夫が体調を崩してしまい、ご飯が食べられないそうで、今日は自分の分だけ夕食を調理。
ものすごーーーーーーくやる気がない。
もうカップラーメンでいいかなって………そんな気分になってしまった……。
自分のために食事制限していたつもりで、できていなかったんだな、と気づく。
本当は自分なんてどうでもよかったんだ。
元々自分のために何かやるのが極度に苦手で、自分一人だったらただただ堕落していくであろう自覚はあった。
夫のご飯は私の食事制限のついでに作っていて、私の食事にタンパク質をプラスしている程度で、申し訳ないなぁと常々思っていた。もちろん申し訳なさは今でもちゃんとある。
ところがどうだ。自分のためと言いつつ、夫がいないと作る気になれないたぁ……。
自分の身体のためにストイックになれる人間だ、という誤解は解いたほうがいい。肝に銘じるべきだ、と気づきましたとさ。
食事を作ってもらっている人が、「自分一人なら食事制限は続いてなかった。家族に感謝したい」というのはなんとなくわかるが、
食事を作る側が、「自分一人なら食事制限は続いてなかった。家族に感謝したい」というのはなんか変な気がする。
でも私の場合は本当にこうなんだよなぁ。
自分に甘いというより、自分に興味が薄いので自分を世話できないタイプなのだと思う。
いい夫婦かはわからないが、いい夫と出会えたことに心から感謝したい。
アマプラでチェンソーマンを見ながらひとり晩飯。
食事はすべて素手とレンジでこさえた。
包丁なんて使わない。これが本当の女の手料理。