自分についての本が書きたい

こんにちは。ちょことです。

今期ブックデザインという授業を受講しています。この授業の最終目的は、「この世の中にない本をつくること」だそうです。つくってみせてやろうじゃん。

そして、実際に授業を受け始めるまで、夏休みの間、私はなんとなく「仕掛け絵本を作りたいなー」と思っていました。自分の絵柄と合ってそうだし、インタラクティブなしかけがある絵本のことを昔好きだったような気がするからです。夏休みに一瞬インタラクティブ系を学ぼうかな…と思ったのもあるかも。
でもなんか学校始まったら、違うな……。て思い始めました。仕掛け絵本でどんなストーリーを記述するかの予想図が思いつきませんでした。かわいいだけで中身がないのは私のイラストによくあることです。ちゃんと、考えられることは考えて作品を作りたいなーと思いました。

そこで改めて思いついたのが、「わたし」についての本をつくること。わたしがわたしを振り返った自分史や、エッセイのまとめのような本。

最近私は自分の思考回路や特徴について考え込む機会が多かったです。恋愛相談を友人にしているうちに、他者の話を聞くのが下手すぎるからそこから直したほうがいいと言われたこと。キュンエピソード人狼をしているうちに、自分がエンタメにおいて最重要視していることについて考え始めたこと。私の大切なことってなに？私の考え方って？私の世界の捉え方って？私と世界の関わりってどんなふう？自分の捉えた感情を、さらに「なんで？」で深掘りしていって、理由や原点を探っていく、自分の中の脳の海に潜っていくような行為に、最近集中しています。

私は私のことが大好きです。多分両親の教育もあるし、中学生ぐらいの頃の自分で自分の世界を内面に構築していき自分の城を心の中に建立したような経験や、現在ありがたいことに美大で勉強させてもらい、より自分の中で考えたことを出力できるようになってきたこと、周りの友人が私のことを愛してくれること、たくさんの要因があると思います。だから、私が私を好きである証、私の考え方のかたち、私のことをほどほどに他の人にも知ってもらって、私のことを知って欲しい。私は私のことを知ってもらいたい願望が強いのです。私は承認欲求が強いほうです。私の中身を知ってもらって、そのことを好意的に思ってもらえると嬉しくなります。

私が私を捉え直すために、私がもっと他者に愛されるために、私は私の本を作りたいです。私について深く振り返り、私の思考回路を紐解いていきたい。考えていきたい、自分のことを。