角川武蔵野ミュージアムへ行ってきました。
#20230821-204
2023年8月21日(月)
この夏は、ノコ(娘小4)の習い事関連で所沢駅前に足を運ぶこと数回。
長時間待機する日もあったので、むーくん(夫)と気になっていた「角川武蔵野ミュージアム」へ行ってきました!
私としては興奮するツボがたくさんのおもしろい施設だったので、覚え書きを残しておきます。
ご興味のある方の参考になれば嬉しいです。
【滞在時間】
1回目 ①AM1時間 ②PM1時間
2回目 ③AM1時間半 ④PM3時間(ノコも連れて)
エリアに入場する度にチケット提示のため、用事の度に出入り可能。
コインロッカーが100円玉使用の返却タイプなのでおすすめ。荷物を預ければ、館内散策が身軽に!
1回目は所沢駅から電車2本乗り継いで行ったが、2回目は所沢駅から東所沢駅行きのバスを利用。所沢駅から行くのなら、こちらの方が便利だし楽。
東所沢駅から徒歩10分がこの酷暑だと結構キツイ。日傘必須。
興奮その1:帝騎マグナパレスのマンホール!
東所沢駅から角川武蔵野ミュージアムのある「ところざわサクラタウン」に続く道中にキャラクターが描かれたマンホールが28基設置されているので、穏やかな季節なら探しながら歩くのもあり。LED内蔵で夜には光る!
永野 護の漫画「ファイブスター物語」が大好きな私は「帝騎マグナパレス」のマンホールを見付けて、興奮その1!
興奮その2:ひたひたの水盤!
まず、目をひくのが建築家の隈 研吾氏がデザイン監修したこの外観!
写真だと大きさがわかりにくいが、かなり巨大。圧倒される。笑っちゃう。
ミュージアムの横に広がる水盤は、夏は水遊び可能。近所に住んでいたら、ノコを連れて来て遊ばせたい。足首をチャプチャプ濡らす子から、水着を着て本格的にズブ濡れになっている子もいる。
美術作家 奈良 美智氏の白い彫刻「Peace Head」が水に映えてよい。
個人的にはこういう水盤タイプのひたひたがたまらなく好きなので、私は勝手に興奮その2!
興奮その3:本、本、本だらけの空間!
館内入場、まずはエレベーターで4階へ。
さまざまなジャンルの本が並ぶエディットタウン ブックストリートを通って――キョロキョロしてしまう。興奮その3!――、最奥の本棚劇場に到着。
吹き抜けの空間を高さ約8mの巨大本棚がぐるりと囲み、本がぎっしり! 約20,000冊が配架されているとのこと。圧巻! ここは第71回NHK紅白歌合戦で音楽ユニットのYOASOBIが「夜に駆ける」を歌ったロケ地とのこと。 本棚に投影するプロジェクションマッピングの上映あり。本に興奮して頭真っ白な私と違い、館内イベント等のチェックがまめなむーくんのおかげで、見ることができた。映像大好きなノコにも後ほど見せる。
ここ、角川武蔵野ミュージアムの館長でもある松岡 正剛氏のWeb上のブックアーカイブ「千夜千冊」を読んでいたことがあるので、本の並びが懐かしくもある。
本から本へ、棚から棚へ。興味の蔓がのびていく。実物の本が目の前にあるからこその感覚。パラパラとめくっては、隣の本を手に取り、時にはそこにある椅子に腰掛けて1章をまるまる読んだり。
タイムキーパーのむーくんがいるので、私は時間を気にせず没頭。ありがたや。
本、ある。
ふふふ。
本、たくさんある。幸せ。
興奮その4:漫画ったら、漫画!
2回目は、1回目に行けなかった1階にある「マンガ・ラノベ図書館」へ。
ライトノベルにコミック、児童書が約37,000冊以上。興奮その4!
源義庭園に接し、窓が大きく明るい空間。本の傷みなどを考えると、日の光は避けたいところかもしれないが、嬉しい。
ベンチタイプの椅子のほか、床に座る座椅子タイプもあり、くつろげる。
児童書コーナーには靴を脱いで足を伸ばせる場所も。ノコはそこで児童書を黙々と読んでいた。漫画がこんなにあるのだから、漫画を読むのかと思いきや。
興奮その5:アイスランド!「北北西に曇と往け」おもしろし。
私はここで入江 亜季「北北西に曇と往け」をはじめて読む。
アイスランドを舞台にした漫画なのだが、ストーリーもさながらアイスランドの描写が実に魅力的。
旅心を思い切り刺激された!
アイスランド、行ってみたい! 興奮その5!
興奮その6:おだやかな夕暮れタイムは甘味とともに。
おやつタイムはとうに過ぎたが、ノコを誘って2階にあるKadoCafeへ。
ここまで炎天下歩いてかいた汗が館内の冷房で冷えてしまった。カフェには冷たいスイーツもあるが、これ以上体をなかから冷やしたくない。外に持ち出してもいいとのことなので、水盤の縁に座って食べる。外の暑さが冷えた体にじんわりきく。もっちりとしたオイモボールが美味しい。
この施設が家の近所なら、水盤を眺めながらぼんやり過ごすのもあり。
私ったら、こればっかり!
金・土曜は21時まで開館しているが、さすがにノコがいるので19時には出て近くで夕飯を食べる。
武蔵野樹林パーク内には、チームラボの作品「どんぐりの森の呼応する生命」展示されている。
日が暮れると、やわらかく光り、暑さがやわらぐ。
本がたくさんあるともうそれだけで胸が躍っちゃう人には楽しめる施設だと思う。
家の近所にあったのなら、通うのになぁ…… (本当、こればかり!)