大人だから、子どもの手助けまではする。~ToDoリスト作成~
#20230515-106
2023年5月15日(月)
ノコ(娘小4)の宿題などのすべきことの「後回し癖」がひどくなっている。
どうにかしたい。
でも、口うるさく「〇〇しなさい」というのはヤダヤダしかいわないノコには逆効果でしかない。困るのは自分なのに、意固地になってやらなくなる。もっと後回しにする。
後回しにした挙句、就寝時刻が過ぎてもやっている。
先生に叱られるのが嫌だとまったくやらない度胸はない。
夜が更ければ眠気も増し、集中力もなくなり、不機嫌になる。
親である私たちの輝かしい”大人時間”が侵食され――ノコはリビング学習のため、ぼんやりTVを見たり、むーくん(夫)ならゲームをすることもできない。
いいことが1つもない。
ただ小学4年生のノコに「どうしたらいいか、自分で考えなさい」と突き放すのも大人げない。
自力でできないのなら、できるようになる手助けをするのが大人っていうもんだよね!
ノコが自ら取り組めるようになる仕組みを作ろう。
今まではどんな取り組みをしていたか。
今までは、私が紙にToDoリストを作っていた。
完了したらノコ(娘小4)がチェック(レ)を書き込めるよう、項目の頭に□を書いて「すべきこと」「やるべきこと」を書く。
例えば…
□ 歯磨き、洗顔、髪とかし(←洗面所で済ますのでここは一括)
□ 音読
□ 九九
こんな具合だ。
だが、ノコの思う優先順位――というか単に「したい気分」順でないと、やる気を失くしたり、次第にチェック(レ)を書くのさえ面倒だと「ママ、書いておいて」というようになった。
今までのToDoリストのデメリット
・優先順位が母娘で異なると、ノコのやる気がそがれる。
・チェック(レ)を書くことにノコが達成感を感じない。
・私が書き忘れた項目があれば、「ママのせい」にする。
・手書きだったため、毎朝その日の分を作成するのが私の負担になる。
ノコが手際よくこなしている間は、私もToDoリストを書く張り合いがあるが、ノコがやらなければ途端その手間が空しくなる。
加えて、このToDoリストだとそれにかかる「所要時間」、いつやるかという「開始と終了時刻」がよくわからない。
やらねばならない項目はわかるが、時間の切迫感がリストから伝わらない。
私はノコに何ができるようになることを望むのか。
・自分で何をするのか、またその優先順位を決めてほしい。
・それをするのにかかる所要時間がわかるようになってほしい。
・時間の長さを把握して、ただ詰め込めばいいわけではないことを学んでほしい。
所要時間や時間の長さを体感できるようになるのは大人でも難しいので、「少しずつ」でいいから感じ取れればいいというレベルだ。
そのためには、計画を立てることが重要になる。
計画では「10分」としたが、10分では終わらなかった。15分取るべきだったかもしれない。
そう反省するにもまずは計画がないとズレがわからない。
また反対に今日は5分で終わった。問題が簡単だったのだろうか。それとも集中力の違いか。今日は何故集中できたのだろう。昨夜早く寝たからか。
振り返るためにも無計画に取り組みのではなく、所要時間を明確化する必要があると思う。
ToDoリストに時間軸を合わせる。
計画通りにいかなかった場合、計画の修正がすぐできるよう書き換えが容易な仕組みがいい。
新しいToDoリスト&計画表で仕組みを作る!
磁石がくっつくホワイトボードを用意し、そこに紙の時間軸を留める。よりノコの日常にマッチするよう時間軸はパターンごとに作成。裏面にクリアファイルを両面テープで貼り、使わない時間軸はそこへ収納。
すべき「予定」は移動ができるようにマグネットにする。
クリアした予定は、「できた!」欄に移すことで達成感を得る!
この手の商品は存在するが、ノコの生活と時間軸が合致していなかったり、マグネットの項目数が足りなかったりする。
もともと持っていたテプラを除けば、購入したのはホワイトボードとマグネットシートのみ。100円均一ショップで税込み220円なり。
本音をいえば、手間をお金で解決(既製品購入)したいが、ぴったり合う商品がないのだから仕方がない。
あとは、ノコの希望(マグネットの追加など)を取り入れつつ、完成したのがこれ。
ノコには「予定を決めて」というのではなく、「何度も〇〇しなさいっていいたくないから、ママにもわかるようにノコさんが決めた予定を教えて」と声掛けしている。
今のところ、下校するとおやつを食べながら、連絡帳に書いてある今日の宿題を見ながらノコはマグネットを置いていく。
いつまで飽きずに取り組むかはわからない。
「いわれたからやる」ではなく、「自分で決めたからやる」と主体性が育まれればいいのだけど、これもまたわからない。
あまり「これでOK、万事解決!もう大丈夫!」と浮かれないことが子育てにおいて最大重要事項かもしれない。
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