バセドウ病発覚までф…6運動機能(代謝)
■運動(代謝)
酷く疲れるようになってきた。
ちょっと歩いたり走ったり、、階段を少し登るだけで結構疲れる。
足が一気に重たくなる。
重りを付けて歩いているのと一緒である。
そして呼吸は持久走を走り終わった時と同じ様な状態に。
歩いている時も、当時の友人に
「大丈夫…?呼吸がずっとヒューヒュー言ってる」
バイト先からも
「何で歩いて来ただけでそんなにゼーゼー言ってるの?」
と何度も聞かれた。
心臓もバックバク鳴っているのが分かる。
鳴るというか、骨に打ち付けられているような動悸。
そして汗も凄かった。
学校でも、キャンパス内のどこへ行こうが、息を切らしながら歩いていた。
坂道や階段は特に辛かった。
しかし…
「バセドウ病発覚までф…4ハイテンション」で記載したが、「コンサートごっこ」でも勿論、ゼーゼー言っていた。
でも変にテンションが高くなって楽しくて辞められなかった。ちょっと休憩してはまた再開と。
しんどいのに辞められないという…謎の元気。
今でも思う「この落差何?」と…。
そしてこの状態だからか、夏は本気で地獄だった。
暑いし、ずっと汗は止まらない。
クーラーが付いているとは言え、
「本当に付いてる…?」
って聞きたくなる時もよくあった。
よく「エアコンは28℃で過ごしましょう」と聞くが、そんなの明らか無理である。
家でもエアコンは20℃前半とか…
涼しいって感じても、健康な状態に比べて汗が引くまではかなり時間がかかった。
何せ特に動いた時は呼吸が落ち着くまでは汗が引きにくかった。
■震え
そして、座っている時にしろ立っている時にしろ、踵を少し上げただけで、その脚がガクガクと貧乏揺すりのように震えた。
両脚でそれをすると見事に両脚が震える。
手で抑えても止まらないし、自分の意思では止まらない。
ちゃんと踵を地面に付けないと、ずっと勝手に震え続けていた。
踵を付けていても、震えそうな妙な感覚もあった。
脚だけではなく、手も震えていた。
パーにして伸ばすと勝手にプルプルと振動していた。
コップを持ったりお箸やスプーン、シャーペン等を持って無意識でいるとずっとプルプル。
食べたり飲んだり、書いたりする動作に集中すると、震えは大分軽減されていた。
恐らく動いていたら震えにくいのであろう。
動くと直ぐに疲れる癖に、勝手に震えるという矛盾動作には不思議さを感じていた。
その時も、ストレスや心身的なものの影響
(怒りが収まらない時、身体が震えるのと同じ現象)
が起きているものだと思っていた。
精神的なものなら、大学卒業したら治るだろうと考えていた。