うちの近所、明治神宮へ向かう西参道にはイチョウの木が植えてある。いわゆる街路樹。毎年見事な黄色で楽しませてくれる。
西参道から代々木駅へ向かう道にはプラタナスが並ぶ。木肌や葉っぱの様子で四季の移ろいを感じさせてくれる。
夏の猛烈な日差し。街路樹が作ってくれるほんのわずかな日陰が本当にありがたい。ほっとする。
誰がここに木を植えようと思いついて実行したんだろう。プラタナスがいいなって思って実際に植えるまでにどんなプロセスがあるんだろう。
おそらく渋谷区役所や東京都庁の担当者が発案して、区議会や都議会に諮られて予算が決まって、植木屋さんだか造園業者さんだかが植えてるんだろう。
イチョウもプラタナスも落ち葉がすごい。落葉のタイミングで大雨が降ると排水溝詰まっちゃって大変なんじゃないかと心配になるレベル。ここはひとつ葉っぱの落ちない常緑樹を植えたいなって思いついたとして、どのようにリクエストし、どうやって実現できるんだろう。
役所の担当者に耳打ちするのがいいのか、議員に陳情するのがいいのか、署名運動するのがいいのか。勝手に引っこ抜いて植え替えるのはおそらく犯罪行為だろう。器物損壊とかになるのかな。
街路樹を見ていると、人為的とか人工的とか言われるものと自然の関わりについて考えさせられて面白い。街路樹自身は何か考えてるかな。
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世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。