このページに「や」の文字がない。│ひらがなの数かぞえてみました

ノートの言葉を書き写す。
ついでにボールペン字練習。

ノートを片手に本を読む、なんてことを最近初めてやってみました。

読んでいるのは「手ぶらで生きる。」ミニマリストしぶさんの本。

ミニマリストの人が書いた本、すきなんですよね。
「とにかく捨てろ！持つな！」ではなく、
「本当に大切なものだけあれば十分」って人が多いから。
一貫したスタイルを読むのはたのしい。

ノート片手に本を開く。気になった文をメモ。
内容云々はおいといて。

せっかく手書きでまとめるんだから、
ついでにポールペン字の練習をしようと思いつきました。

わたしは自分の文字がかなりコンプレックスです。

いうなれば、ていねいに書いても小学生感がぬけない字。垢ぬけない字。

自分だけが見る分にはいいんです。

でも人前で書くとなると
「こんな字書くんだ…」
と幻滅されていそうで、勝手にひとりで居心地の悪さを感じる人です。

「自分の字は恥ずかしい」と強烈に思っています。

そこで、本の文字をまねしたら多少きれいになるのではと思いつきました。

さっそく、やってみます。

このページに「や」だけがない

気になる言葉に出会うたび、ノートに書いていきます。
文章を受けとってる！って感じがして想像以上にたのしい。

書きとめたくなった言葉がこちら。

節約ならぬ賢約、それに必要なのは我慢ではなく、情報と工夫だ。
「手ぶらで生きる。」しぶ　p47

第１章の５番目の話題に出てくる１文でした。

「第１章の５番目の話題」
１か月に最低いくらあれば生活できるのか(＝ミニマルライフコスト)を知っておこう。わかればお金の不安が減るよって話。

惹かれた理由は、「ただ我慢すればいいってわけじゃない」と気づいたからです。
そっか、我慢＝いいことではないのか。
…そっかー。

ふむふむと、手元のノートに
「賢約には情報と工夫が必要。我慢じゃない。」
と書いていきます。

このとき、漢字をよく見て、パーツごとのバランスを意識しながら。

文末を「～じゃない」に書きかえたので、
同じページからひらがなをさがし、やっぱり観察してから書く。

「や」を探しているとき、そこではたと気づきます。

何回読んでも「ない」。
このページに「や」の文字がない。

前のページにも「や」は使われていませんでした。

そんなことあるの？

それが正直な感想でした。
だって、50音よ？たった50音しかないのに、使われないひらがなってあるの？

でもまあ、ないものはしかたない。
ノートにはできる限りのきれいな「や」をイメージして書きました。

・　・　・

「使われていないひらがながある」

そのことがどうにも気になってしまいました。

それならばと、「自分の記事に使われているひらがな」を調べてみました。

（長い長い前置きになってしまいました…。この先はさらっと読めると思います。）

あの記事に出てくる「ひらがな」は。

というわけで、調べるのはこちら。
前回書いた記事(約1200字)

冒頭の「やっちまった…」からよろしくお願いします！までが調べる範囲です。

そして使用サイトはこちら。

「単語カウント」
https://crocro.com/tools/item/count_keywords.html

「五十音(ひらがな・カタカナ)の一覧(Excel貼り付けとか用)」http://desilysis.seesaa.net/article/423176853.html

「単語カウント」サイトはこんな感じです。

上の枠に調べたい文章
下の枠に検索したい文字を1単語ずつ、改行して入力
(50音を打つのがめんどうだったので２つ目のサイトからコピペ)

50音のひらがな(濁音や小さい文字はなし)を今回は調べてみました。

全部のせると多いので、多かった文字、使われなかった文字を紹介します。

・　・　・

1番たくさん登場したのは46回の「の」、次が44回登場「し」でした。

カタカナにしたらたくさん手を振れますね
(*･ω･)ノシ

改めて記事を読み返すと、冒頭から「の」が連発。
さすが1位の文字。勢いが違う。

逆に、一回も使われなかった文字は
「ぬ ね ふ へ ほ む ゆ」でした。

呪文みたい。たぶん敵を眠らせるタイプ。

「ね」が0回は意外。
「～なんですよね」って言葉よく使っている気がしていました。
この記事にもしょっぱなから登場しています。

でもどうやら、前回の記事では出てこなかったみたいです。

1200字もあったら、50音くらい全部使ってると思ってた。
実際はちがうんですね。

「ひらがなの登場回数」なんて、調べてなんの役に立つのと聞かれたらめちゃめちゃ困るんですが(わたしも知りたい)、
せっかく調べたので記事にしてみました。

それでは最後に、前回使われなった「ぬ ね ふ へ ほ む ゆ」を総動員して１文。

へやでほんを読み、ぬくぬくのふとんでゆっくりねむりたい。

急に寒くなりましたね。
あたたかい飲みものと一緒にのんびりしたいです。

最後までありがとうございました(*･ω･)ノシ