学生ボランティアさんたちとの触れあいの中で感じたこと
境川に沿ってお散歩していると、どこからともなくヒグラシの鳴き声が聴こえてきました。残暑の厳しい日が続いている中、少しだけ、暑さが緩和された瞬間でした。このような一瞬を感じることができた日は、自分の中でもゆとりを実感できます。
ゆとりって、やってくるものではなく、作るものでもなく、自分の中の意識の感覚なんだなぁとつくづく感じた今日この頃です。
さて、話は変わりまして、この夏休みに行った「子どもの居場所づくり」。
昨日、無事に千秋楽を迎え、今日からは、気持ちも新たにいよいよ新学期がスタート!
みなさん、夏休みの宿題は、どんな感じでしたでしょうか?
私の子どもの頃は、このような状況になると毎年わかっていながらも、結局夏休み終盤に追い込みで終わらせていたタイプでした。
なので、自分の子どもには大きいことはもちろん言えません(笑)
前回のブログやチラシなどでもお知らせしました、
「フリースペースばうむ」と「居場所づくり&学習サポートかけはし」とのコラボ企画。
題して、
「夏休みの宿題を終わらせちゃおう!」
主旨はもちろん「宿題」や「勉強」だったのですが、子どもたちの目的は、予想はしていましたが、やっぱり、
「遊び」
でした(笑)
いいんです、それでも。
せっかく、ここまで来たからには、遊ばないわけには行きませんもの。
こうなることはわかっていましたよ。
それにしても、学生ボランティアさんたちは、みんなすごく優しい。
快く子どもたちと遊んでくれて、器の大きい学生さんたちには頭が下がります。
小学生の子どもにとって、高校生や大学生のお兄さんお姉さんは、とても大人に見えて、頼もしい存在、そして良き仲間。
そんなことを知れる機会があるのも、ばうむとかけはしさんとのコラボがあったからこそ。
現在、横割り教育が当たり前となっている日本では、異年齢同士で絡む機会というのはなかなかなく、まして、兄弟や親戚以外で、7歳や10歳も離れた者同士で真剣に遊ぶことなど、めったにないのではないでしょうか?
そう考えると、子どもたちにとっても、学生ボランティアさんたちにとっても、とても珍しい経験をしていただけたような気がします。
子どもたちにとっては、夢のような時間だったようですが、学生ボランティアのみなさんはいかがだったでしょうか?
数年前までは、同じ小学生だった学生ボランティアさんたち。
懐かしい経験だと思い出してもらえたら嬉しいです♪
このたびコラボさせていただいた「居場所づくり&学習サポート:かけはし」さん。
代表も学生さんで、勉強を教えてくれるのも高校生~大学生のみ。
学生主体で、運営されている団体です。
代表さんの想いや学生さんがボランティアをされる理由などを伺う度、未来は捨てたものではないと思いました。
そう、未来は明るい。
このご時世、大人ばかりが未来に絶望しているような空気感が漂っていますが、子どもたちは未来を見据えて、確実に今を進んでいます。
その希望溢れる未来を応援してあげることが、そして、邪魔をしないことが、今の私たち大人がすぐにでもできることではないかと、学生さんたちから改めて教えてもらった気がします。
学生ボランティアのみなさん、尊い貴重な時間をありがとうございました。
また、このような機会を設けられたらいいなと思っています。
さてさて、肝心の夏休みの宿題に関してですが…。
最終日は、遊びと宿題とを上手に使い分けて過ごせたのではないかと思います。(翌日は始業日)
こちらは、毎月恒例のばうむのお知らせです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?